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人事部門に求められる役割 -人事の仕事(人事全般)-

企業の経営資源のうち、ヒトを預かる人事部門に対して期待される役割は、ヒトを確保して、活用していくために必要なことすべてですが、環境の変化に応じて、その力点は変化します。
規格製品を大量生産していた時代には、ヒトの確保が重視されていました。ヒトを資源としてとらえて、量的な確保に重きを置く見方でです。そこでは、確保したヒトに対して、法律に定められているとおりに、きちんと給与を支払う、ということが、人事部門にとっての主要な役割で、もちろんこれは今までも、これからも重要な役割ですが、環境の変化により、求められる主要な役割は変化しています。
知識労働により付加価値を生み出していかなければならない社会においては、ヒトを確保するだけでは不十分であり、ヒトの活用が一層重要となります。
ヒトを資本としてとらえて、ヒトの質の向上により、付加価値創造を図るという考え方です。
そのために人事部門は、企業の戦略的な方向性を踏まえて、確保したヒトの質を高めていくことが期待・され、経営方針を浸透させ、ヒトの活動の方向性と企業の方向性とを一致させたうえで、ヒトの創造性や活力を最大限に発揮させるしくみづくりをしていくことが求められます。
これからの人事部門には、環境の変化に応じたヒトに関する課題への対応という役割が求められ、人口減少時代に、どうやって優秀な人材を確保していくのか、法律の変化による人件費への影響を最小限にするための施策は何か、経営的な視点でこれらに対する選択肢を提示して、どれを選ぶべきかというアドバイスを行っていかなければいけません。