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人事部門のグローバル化対応 -人事の仕事(人事全般)-

経営のグローバル化に伴い、人事業務もグローバル化対応が不可欠となってきています。
企業は、グローバル化の状況により、
・海外進出企業
・多国籍企業
・グローバル化企業
の3段階に分類できます。

海外進出企業の段階では、販売・生産拠点を海外に持つものの、売上は国内市場または輸出が大半を占め、ほとんどの企業で人事に関しては海外赴任者管理中心の本国主導型で行われます。

多国籍企業の段階では、市場の多国籍化が進むこととなり、現地法人に対して大幅な権限委譲及び機能分散を行うこととなる一方で、本社の経営方針・ビジョンやマネジメント手法を現地法人に徹底していく必要が生じます。人事に関しては、現地法人社員の管理職や経営者への登用なども重要となるため、国際人事を扱う専門部署を本社に設置することになります。
人事担当者のキャリア形成については、海外勤務経験は重視されるものの、依然として国内中心で形成されるのが現状です。

グローバル化企業の段階では、マネジメントは国境を越えて一体化してきます。極論すれば、本社の場所は問わなくなり、本社機構は地域統括会社に分散することとになります。本社に国際人事部門は不要となり、各地域統括会社の人事部門が互いに連携をとりつつ役割を遂行することとなります。人事担当者のキャリア形成についてもグローバルベースとなり、「グローバル人材」と「ローカル人材」に人材タイプが分かれることとなり、人事制度も、本国の人事制度を現地法人に適用するのではなく、グローバルに通用する人事制度を再構築していくこととになります。