組織人事コンサルタント転職 トップ >  特集 組織人事コンサルタント >  コンサルティングファームへの転職<内定までの活動期間>

【特集#13】コンサルティングファームへの転職
<内定までの活動期間>


コンサルティングファームへの転職<内定までの活動期間>

求職者の方からの質問でコンサルティングファームに転職する場合の転職活動はどのくらいの期間がかかりますか?と聞かれることがよくあります。
回答としては、コンサルティングファームに実際に応募してから転職するまでにうまくいく方で3ヶ月から6ヶ月で活動を終えるのが一般的です。 多くの方から質問をいただくので今回は具体的なコンサルティングファームへの転職活動の期間についてご説明します。

転職活動の流れ

書類応募

企業にアプライ(応募)する場合、履歴書・職務経歴書が必要になります。志望動機書・英文レジュメが必要となる会社もあります。
その為、これら書類を作成するにあたっては、これまでのご自身の職務の棚卸し、今後のキャリアビジョン、応募したいコンサルティングファームの企業研究を行う必要があります。
転職活動を始めようと思った時に、既に応募先が決まっている方もいれば転職について考え始めたばかりで志向が定まっていないところから始める方もいらっしゃるので、書類応募までのスケジュールは1番ばらつきがありますが、ある程度方向性が決まっている方の場合、応募準備にはかかる時間は大体1ヶ月程度です。

適性試験受験(WEB・筆記)

まず、コンサルティングファームの選考においては、適性試験がある会社とない会社があります。
同じコンサルティングファームでも応募部門によって適性試験の有無に違いがあることもありますし、その方の経験によって適性試験をパスしてくれるコンサルティングファームもあります。この辺りは利用している人材紹介会社の担当者に確認するとよいでしょう。
また、コンサルティングファームごとに適性試験の種類や難易度も異なります。GMATや判断推理・数的推理を元にした問題を課すコンサルティングファームもあれば、SPIやGABなど事業会社と同様のよくあるパッケージ商品を用いてWEB上で受験する必要があるコンサルティングファームもあります。
WEB試験の場合、書類選考が通過すると先方から受験期限を設定されますので応募前の段階から徐々準備しておくとよいでしょう。
難易度の高いコンサルティングファームの筆記試験は付け焼き刃では対応できない為、書類応募前からしっかりと準備しておく必要があります。
つまり、自分が応募したいコンサルティングファームによって、どれくらい事前に準備をしておくべきか異なりますが、一般的には書類選考通過後、1ヶ月以内に受験することが多いです。

面接(2回から4回)

中途採用における面接は自分から求職者の方から希望日程を提示できる場合がほとんどです。
従いまして、転職活動を急ぎたい方、離職中の方などは直近の日程をコンサルティングファームに提示すればよいですし、現職が忙しい方やじっくりと選考を進めたい方は少し先の日程をコンサルティングファームに提示することも可能です。(流石に1か月先の日程をご提案するには何かしらの理由が必要となります。)
書類選考通過の連絡を受けてから面接日程が決まるまで1週間、面接後に結果連絡が来るまでに1週間かかるとすると1回の面接プロセスが終わるまでに2週間かかります。1つのコンサルティングファームにおける面接が3回とすると6週間で選考が終わることになります。
しかし、複数のコンサルティングファームを受験する場合、その分だけ全体の選考プロセスは長くなりますので複数社受けると応募してから平均して3か月前後はかかることが一般的です。
更に、これは順調にいった場合のお話しで、実際には最初に応募したコンサルティングファームではご縁がなくその後に追加したコンサルティングファームで内定が出る、とか海外出張や業務繁忙で1か月選考が止まってしまう、など転職活動中にいろいろなことが起きますので書類応募してから6ケ月でコンサルティングファームの転職が終了したとしても比較的順調に転職活動が終わったといえると考えます。

内定(内定承諾)

内定が出てから内定承諾まで通常1週間の回答期限を設けられることが多いです。もう少し期間を延ばすことができる場合もありますが、その辺りはお使いの人材紹介会社の担当者を使って交渉してもらうことが良いでしょう。
もっと大事なことは内定が出た場合の回答期限が通常1週間であるということを知って内定が出る前の段階からうまくスケジュールを調整することです。その為には、自分が応募するコンサルティングファームの選考回数、スピード感、選考に対する柔軟性について知っておく必要があります。この辺りもコンサルティングファームの選考を熟知している人材紹介会社の担当者に相談することが重要なポイントになります。

上記を踏まえると書類応募から大体3ヶ月から6ヶ月で転職活動が終わることになります。
一方で、1年以上転職活動続けると現職にも影響が出ますし、仕事にも身が入らなくなる、転職活動自体のモチベーションも落ちてきますので一度転職活動を終了して、再度仕切り直すという方が良いと考えます。

お一人お一人に合わせた転職支援、専任のコンサルタントがサポート

ムービンでは大手には出来ない、お一人お一人に合わせた転職支援をご提供しております。
組織人事コンサルタントへのご転職をお考えの方は、ご自身では気づかれない可能性を見つけるためにもぜひ一度ご相談ください。

関連特集

>> その他の組織人事コンサル・人事転職特集はこちら



組織人事コンサルタントについて

組織人事コンサルタントの業務領域/職種 メニュー一覧

  • グローバル標準人事制度構築/改革やグローバル人材の管理・育成、グローバル拠点の組織アセスメント・人材アセスメント、海外要員管理などのコンサルティング

  • M&A(買収・統合)に伴う人事DD(デュー・デリジェンス)、人事制度統合、人事PMI(Post Merger Integration)、または、組織再編・分社化に伴う人材移管・ガバナンス体制再構築などのコンサルティング

  • 人事BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング/業務改善)、人事ITシステムの企画・導入、タレントマネジメントシステムの導入、人事シェアードサービス化、組織設計、BPR/IT変革時のチェンジマネジメントなどのコンサルティング

  • 人事戦略立案、組織構造改革、組織再編、また、人事制度構築/改革として、職務評価、等級制度設計、評価制度設計、報酬制度設計、役員報酬戦略・役員報酬制度構築などのコンサルティング

  • 人材育成体系構築、人材育成像の構築、個別人材育成/研修・組織開発プログラムの企画・開発、タレントマネジメント、サクセッションマネジメント、リテンションマネジメント、コーチングなどのコンサルティング。コンサルタントの他、人材育成:法人営業、講師などの職種もあります。

  • 採用戦略立案、求める人材像の構築、採用プロセス設計、採用業務のBPR(業務改善)、採用実務アウトソーシング、ソーシャルリクルーティング(SNS)支援、キャリアコンサルティングなどのコンサルティング

  • 年金・退職金制度設計/改革、退職給付債務等の評価、企業年金リスク管理などのコンサルティング

お一人お一人に合わせた転職支援、専任のコンサルタントがサポート

ムービンでは大手には出来ない、お一人お一人に合わせた転職支援をご提供しております。
組織人事コンサルタントへのご転職をお考えの方は、ご自身では気づかれない可能性を見つけるためにもぜひ一度ご相談ください。