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人事未経験から人材育成コンサルタントへの転職
- 転職体験談 -


中村さん(仮名):

年齢:30歳
学歴:有名私立大学
職歴:大手食品メーカー営業 → 人材育成ファームへ


担当コンサルタント: 丸山博貴

1. 転職を考えるまで

こんにちは。私はムービンさんを利用して今の人材育成ファームに入社して3か月になります。結果的に非常に満足して働くことができています。とはいえ、私も初めての転職ということで非常に悩みました。そこで、同じように転職について考えている人のために少しでも役に立てればと思い、私の体験談を書くことにしました。

私は大学卒業後、身近な商品に関わりたいということで誰もが知っている食品メーカーに入社しました。(ミーハーな性格なので学生時代は有名な会社しか受けていませんでした。)最初は国内で営業をしていましたが、急遽中国に赴任することになり、中国人のマネジメントをしながら自社製品の開拓に励みました。そこで物を売ることよりも現地社員がどのように接したらやる気になってくれるのか、どうしたら辞める社員が出ないか、どうやって優秀な人材に入ってもらえるかという組織人事の問題に興味が出てくるようになりました。20代のうちに小規模ながらマネジメントの経験を積ませてくれた前職には今でも感謝しております。その後帰国して営業企画の仕事をすることになりましたが、中国での人材マネジメントの経験が頭から離れることはありませんでした。

そんな折、マレーシアから帰ってきた大学の友人と久しぶりに会い、話をしてみたところ、私と同じくマレーシアでは人材マネジメントに非常に苦労したという話を聞き、多くの会社・多くの国で組織人事の課題は重要であるという意識を強くしました。それから徐々に自分のやりたい仕事は組織人事に関わることではないかと思うようになりました。また、20代後半になり、終身雇用前提の自社でも少しずつ転職する同期、先輩、後輩が出てくるようになりました。彼らの話を聞く中で自分も転職を意識するようになりました。

転職ならA社だろうとミーハー志向な私は有名人材紹介会社に登録、希望を伝えたところたくさんの案件を紹介してくれました。ただし、組織人事コンサルは聞いたことのない小さな会社が多く、違いが全くわからなかったところ、確かGoogleで「組織人事コンサル、転職」みたいなキーワードを検索したときに1番上に出てきたムービンさんに足を運んでみることにしました、

2. ムービンへ相談

ムービンさんにも自分の思いをとにかく話しました。今思えば冗長で抽象的な話をしたものだと恥ずかしくなりますが、ムービンさんの担当者の方はしっかりとまずは話を聞いてくださいました。その上で私の長い話をまとめていただき、選択肢となる会社とその為に必要な準備、どのようにスケジュールを立てるのが最も効率的か丁寧に教えていただきました。そこで、今の自分は転職活動の心構えができていないこと、考えが浅いことを痛感しました。

ムービンさんとお会いした後はいろんなことを考えました。自分の性格、楽しかったこと、将来の夢、付き合っている彼女のこと。そして自分が信頼できる人たちにも会いに行きました。私がこの間に気づいたのは自分がミーハーで大手志向であること、それによって前職を辞める踏ん切りがつかなかったということでした。一方でそれ以上に自分がやりたいことにチャレンジしたいという気持ちが抑えられなくなり、ムービンさんに訪問後、2か月ほど経過したときにようやく転職をする決心がつきました。そして、再度ムービンの担当者さんに連絡をとりました。お会いしてからかなり時間が経過していたので気まずかったのですが全く気にしていらっしゃる様子もなく安心して話すことができました。

そして、実際の転職活動をスタートすることになりました。

3. 転職活動中

ここからがまた大変でした。ムービンの担当者さんと一緒に作った書類のおかげで面接には予想以上に呼んでいただけました。そこで面接前にムービンの担当者さんと面接に向けた打ち合わせ、模擬面接をしたのですが、全く質問に回答することができませんでした。具体的には、自分では回答していると思っていた発言に対して、「それはどういうこと?」「なぜこっちの選択肢は考えないの?」、など深堀されると結局何も回答できませんでした。

そして、人事経験がないために、組織人事コンサル、人材育成コンサルのことがわかっていないことを痛感しました。自分の場合、更に興味があると言いながら世の中の組織人事の問題について対して調べてもいないし、書籍も読んでいない、やりたいと思っているからいけるだろうという甘い気持ちもあったと思います。そこからはアドバイスいただいた通り、世の中の組織人事の課題について調べました。やはり、自分が興味ある分野だったので調べ始めるととても面白く、仕事の合間も結構組織人事系のサイトを見ながら興奮していました。

また、いろんな人に面接の練習に付き合ってもらい、話す練習を始めました。人に話をすることで自分の考えが整理されてくるようになり、自分の思いが人に伝わるようになりました。

その甲斐もあってか、いろいろありましたが、最後はコツをつかみ、2つの会社から内定をもらうことができました。

4. 転職を考えている皆さんへ

私の苦労話が多くなってしまいましたが、冒頭申し上げたように私は転職後、充実した日々を過ごしています。前職も楽しかったのですが、前職以上に自分の力で仕事をしている気がして充実しています。お客様の人材育成の課題、組織の問題を人事部の方にヒアリングし、最近は研修の場にも立ち会うことができるようになりました。直近の目標は先輩のような研修講師になることです。そして夢は多くの日本企業で働く社員が生き生きと働くこと組織を作ること、働く社員の自己実現をお手伝いできる人材になることです。転職活動は大変でしたが、それがなければ今の自分はありませんでした。

お世話になったムービンの担当者さんとは今でも連絡を取り合う関係を築けているので次の転職があればまたお世話になりたいと思います。

皆さんも毎日こんな状態でよいのかと思うことがあれば、まずは行動です。私は行動した分、学びが多くありました。考えるのは苦手なタイプですが、行動力で何とかなったと思っています。その為、私は困ったらまず紹介会社に相談に行くことをお勧めします。

お見苦しい文章に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

担当コンサルタントのご紹介

エグゼクティブ・コーチ 丸山 博貴
丸山 博貴(Hiroki Maruyama)

エグゼクティブ・コーチ

明治大学政治経済学部卒


米国留学を経て、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に第二新卒入社。
私大の学校改革プロジェクトや東京オフィスでのERPソリューション部門立上げ関連プロジェクト等に参画。
その後PwCC(現IBM)に人事担当としてキャリアチェンジ転職。
その後ムービン設立に第一号スタッフとして参画。
以来、組織人事コンサルへの転職支援実績多数。



弊社コンサルタントの丸山博貴が担当した転職支援実績

  • 20代後半
    ITベンチャー 人事部リーダーから
    人材育成コンサルティングファーム コンサルタント補
  • 30代前半
    人材育成コンサルタント(フリーランス)から
    大手人材育成コンサルティングファーム コンサルタント
  • 20代後半
    資源・エネルギーベンチャー(人事)から
    独立系組織人事コンサルティングファーム(組織開発) コンサルタント
  • 20代後半
    大手セキュリティ関連企業 インストラクターから
    大手組織人事コンサルティングファーム(人材育成・研修) コンサルタント

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組織人事コンサルタントへのご転職をお考えの方は、ご自身では気づかれない可能性を見つけるためにもぜひ一度ご相談ください。



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