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【人事関連ニュース】
第13回 マーサーMPA (Japan) アワード 2015 受賞会社を発表


世界的な資産運用コ ンサルタントであるマーサーの日本法人であるマーサー ジャパン株式会社は、企業年金運用コンサルティング・サービスのためにリターンのデータを収集している運用プロダクトの中から、優れた成績を上げた運用プ ロダクトを表彰する、マーサーMPA(Japan)アワードを発表しました。受賞運用プロダクトは、以下の表の通りです。

・第13回マーサーMPAアワード受賞運用プロダクトの概要(ダウンロード)
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今回発表したマー サーMPAアワードは、第13回(13年目)で、国内株式や外国株式など、年金運用で使われる主要なカテゴリーに分けて、2015年3月までの5年あるい は3年の実績を評価したものです。企業年金などの機関投資家向けの運用リターンに関する表彰としては、マーサーが初めて実施したものです。

今回の受賞でも、昨年と一昨年に続き連続受賞を伸ばす運用プロダクトが多い結果となりました。4年以上の連続受賞した運用プロダクトは6プロダクト、6年以上の連続受賞で は、4プロダクトあり、中でもMFSインベストメント・マネジメントは外国株式部門で9年連続と最多連続記録を伸ばしています。また、国内株式中小型部門 で三井住友アセットマネジメントが10回目の受賞と過去最多受賞記録を更新しています。

外国株式では、定量運用手法の2プロダクトが受賞していますが、定量運用手法プロダクトが受賞したのは2007年以来になります。
国内株式の受賞では引き続きグロース・スタイル優勢となっていますが、アベノミクスの構造改革の中で、高ROEが重視されていることが反映していると考えられます。

マーサージャパンの 取締役、資産運用コンサルティング部門代表である大塚修生は、「年金運用において3年連続で好調な市場環境の中、今年もマーサーMPAアワードの発表ができ、喜ばしく思っています。過去3年間に獲得できたような高いリターンが今後も継続すると期待すべきではありませんが、運用機関の皆様には、今後お客様の 資産の運用にとって、超過収益獲得の重要性が、より高まることを意識して資産運用に今まで以上に工夫されていくことを期待します。」と述べています。

受賞運用プロダクトの表を含むリリース全文はこちら:
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マーサーMPAアワードについて
マーサーMPAア ワードは、マーサージャパンが日本における企業年金、あるいは機関投資家向けのコンサルティング・サービスを提供するために、収集・管理している円ベース の運用リターンの中から、優れた結果を達成した運用プロダクトを讃えるものです。賞の名前は、マーサーで運用リターンを分析するソフトウェアの名前 (MPA=Manager Performance Analytics)をとったものです。

マーサーMPAアワードの評価方法と表彰対象について
企業年金運用における主要なカテゴリー毎に5年あるいは3年で、トータル・リターンと代表的なインデックスに対するインフォメーション・レシオをそれぞれ基準化した数字を合計し、カテゴリー内の上位10%(但し、最大8プロダクトまで)あるいは上位3位のファンドの多い方を選定しています(なお、国内株中小型、国内債券と外 国債券はトータル・リターンのみ)。表彰対象とする運用プロダクトは、マーサーが管理する運用パフォーマンス・ユニバースに選定基準日時点で登録されているプロダクトのうち、日本国内に拠点を持つ会社が提供する運用プロダクトとし、その中で、マーサーが予め定めた基準(受賞意思の表明、カテゴリーの特性、最低資産額、実際の運用でのリターン、国内拠点の存在)に合致したプロダクトとしています。それゆえ、マーサーの運用パフォーマンス・ユニバース中には、受賞プロダクトよりも優れた運用パフォーマンスを挙げながらも受賞基準を満たさないことから受賞していない運用プロダクトがある場合があります。

(注) マーサーMPAアワードは過去の定量結果だけによる表彰であり、マーサーがマーサーの顧客に運用商品を推薦する場合に利用する定性評価とは何の関係もないものです。運用商品のリターン・データは運用報酬控除前であり、顧客が利用する際には、運用報酬の違いを考慮する必要がありますので、表彰対象と同じ期間に表彰された運用商品を使っていても、表彰と同一の結果を得られるわけではありません。また、表彰に利用した評価基準が適切な方法であると保証するものではありませんし、表彰のために使ったデータや計算が正しいものであると保証するものでもありません。マーサーはこのアワードを受けた運用会社について何の 保証をするものでも責任を持つわけではありません。過去の実績は将来のリターンを保証するものではありません。

マーサーについて
マーサー(英語社名:Mercer、本社: ニューヨーク、社長兼CEO:Julio A. Portalatin)は、組織・人事、福利厚生、年金、資産運用分野でサービスを提供するグローバル・コンサルティング・ファームです。

全世界約20000名のスタッフが40カ国以上約180都市の拠点をベースに、130カ国以上で、25000超のクライアント企業のパートナーとして多様な課題に取り組み、最適なソリューションを総合的に提供しています。

日本においては、35年余の豊富な実績とグローバル・ネットワークを活かし、あらゆる業種の企業・公共団体に対するサービス提供を行っています。組織変革、人事制度構築、福利厚生・退職給付制度構築、M&Aアドバイザリー・サービス、グローバル人材マネジメント基盤構築、給与データサービス、年金数理、資産運用に関するサポートなど、「人・組織」を基盤とした幅広いコンサルティング・サービスを提供しています。

マーサーは、ニューヨーク、シカゴ、ロンドン証券取引所に上場している、マーシュ・アンド・マクレナン・カンパニーズ(証券コード: MMC)グループの一員です。マーサーについての詳細は、以下をご参照ください:
マーサー ジャパン リンク
Mercer(Global) リンク

マーシュ・アンド・マクレナン・カンパニーズについて
マーシュ・アンド・マクレナン・カンパニーズ (ニューヨーク証券取引所コード: MMC) は、グローバルプロフェッショナルサービスを提供する企業グループとして、顧客企業にリスク、戦略、人材分野の助言とソリューションを提供しています。

マーシュ・アンド・マクレナン・カンパニーズはマーシュ(保険仲介とリスクマネジメント)、ガイカーペンター(再保険仲介・コンサルティング)、マーサー (組織・人事マネジメント・コンサルティング)、そしてオリバーワイマン(戦略コンサルティング)から構成されており、年間総収入130億米ドル超、全世 界に57000名の従業員を擁し、100ヶ国以上で顧客に分析、アドバイスを行い、各種取引を支援しています。

2015年 6月29日
参照 CNET