【特集#22】HRテック企業 特集


HRテック企業 特集

HRテックとは、Human Resource×Technologyの二つの単語を掛け合わせて生まれた造語です。ロボティクス・ビッグデータ・人工知能・機械学習・クラウドなどのテクノロジーを用いて、採用・育成・評価・人材配置・労務管理・給与計算などの各業務を効率化することを意味します。
これまで裏方的な存在と位置づけられていた人事業務は、直接的に企業の利益に貢献しないと考えられており、テクノロジーの導入や効率化が遅れていました。
しかし、近年では働き方改革の推進を背景にこの領域に注目が集まってきており、大手企業が積極的に新サービスを展開し、ベンチャー企業も多数参入するなど、急速な市場拡大を遂げています。
こういったHRテック系企業は転職先としても人気が高まっており、キャリアコンサルタントやリクルーティングアドバイザーなど人材業界のご経験をお持ちの方が次の転職先として選ぶことも多くなってきています。
ここではHRテック企業とその代表的サービスをいくつか御案内いたします。

企業#1 株式会社ビズリーチ:HRMOS(ハーモス)

テレビCMでおなじみのビズリーチ社が提供する、クラウド技術を用いて採用活動データを分析することで戦略的な人材獲得を可能にするWEBサービスです。応募者数・応募状況・面接官評価などの情報を多角的に把握・分析することで改善施策の実施を促します。
すでに市民権を得た感がありますが、引き続き積極的な機能拡張を進めており、社員・上長の各種コメントの言語解析、出退勤データ・経歴の機械学習などの機能が追加予定となっています。

HRMOS(ハーモス): https://hrmos.co/saiyo/

企業#2 株式会社グロービス:グロービス学び放題

社会人向けMBAスクールとして高い知名度を誇るグロービスの各種講座を、定額かつ時間制限無しで視聴することが出来るサービスです。200コース以上が学び放題となり、幅広いビジネス知識を動画で学ぶことが可能となります。良質なビジネスナレッジを時間帯問わず学習できるという点と一つ一つの講座が3~7分程度にまとめられている点が特徴で、隙間時間の有効活用に最適であることから、多忙なビジネスマンにとってポピュラーな学習ツールとなりつつあります。シェアリング・エコノミーやフィンテック、ブロックチェーンやペイメントなど、最先端のビジネス用語について学ぶことも可能です。

グロービス学び放題: https://hodai.globis.co.jp/

企業#3 株式会社スクー:Schoo

Schooは、WEBを活用した双方向型のリアルタイム学習サービスです。一方的に講義を聞くだけでは無く、受講生からも情報発信することも出来るという双方向性が特徴で、チャット機能を使って授業中に直接先生に質問したり、オンライン上の受講生同士で語り合ったり出来る点が他のサービスとの大きな違いです。
東京大学との合同生放送授業や、経済産業省と共同で「クールジャパン」をテーマにした議論型授業を配信するなど、産学の隔てなく様々な組織と連携して最先端分野の学習コンテンツを開発しています。ITとWEBが生活インフラとして浸透した時代にふさわしい、新しい形の人材開発・能力開発サービスと言えます。

Schoo: https://schoo.jp/

企業#4 株式会社カオナビ:カオナビ

カオナビは、顔写真が並ぶシンプルな画面から一元化された人材情報をクラウド上で簡単に管理できるプラットフォームサービスです。
社員の顔や名前・経験・評価・スキル・才能などの人材情報を一元管理することで、最適な人材配置や優秀人材の抜擢、俯瞰的視点からの人材戦略立案といった業務をサポートしており、あらゆる人材マネジメントの課題を解決し、企業の働き方改革を実現するHRテックとして、業種・業態を問わず1,000社以上の経営者や現場のマネジメント層から支持を受けています。

カオナビ: https://www.kaonavi.jp/

企業#5 株式会社ブレイン・ラボ:Matchingood

Matchingoodは、人材紹介会社・人材派遣会社・採用担当者向け業務支援クラウドシステムです。求人案件・求職者の管理、求職者と求人案件のマッチングなど、多彩な機能を有しており、キャリアコンサルタントや人事担当者のオペレーションをサポートしています。
業務拡大に伴う人事業務は飛躍的に増加し膨大な量となるため、いかに担当者の負担を減らし業務効率化を図るかが大きな経営課題となります。Matchingoodはクラウドを活用したHRサービスの一つであり、シンプルで直感的なインターフェースが評判を得ており、数ある人材紹介・人材派遣業界向けパッケージソフトの中でも頭一つ抜けた人気を誇っています。

Matchingood: https://www.matchingood.co.jp/

おわりに

日本のHRテック業界は2021年までに600億円を超えると予想されており、今や確実な需要を見込めるブルーオーシャン市場と言われるまでに成長しました。現在はまだまだ業界黎明期ですから、今の内にジョインすることで業界の先駆者となることが出来、スピーディなプロモーションが期待できると言えるでしょう。特に人材業界・人材紹介サービスご出身の方は経験を活かしやすく、転職後もスムーズに業務に慣れて行かれる方が多いようです。

弊社では上記5社以外のHRテック業界求人も多数取り扱っております。
ご興味・ご関心をお持ちの方は是非一度ご相談いただけると幸いです。

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