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人事部門の機能
-人事の仕事(人事全般)-


人事部門は、企業の経営資源である、ヒト・モノ・カネのうち、ヒトに関するすべてを管理しています。基本的な機能としては以下で、
1. 事業計画遂行上必要な人材の、量的・質的な確保・維持
2. 人材に対する、法的な要求事項を含めた、企業としての責任遂行(給与、休暇等の労働条件、安全衛生等の環境整備、等)。
3. 事業の持続的な成長を実現するための、人材の質的な向上と、モチベーション・活力の維持。


これらを、人事部門における典型的な機能別組織として編成すると、1は採用担当、2は給与担当や労務担当、そして3は人材開発や研修担当の業務となます。

ヒトに関する機能の水平分業としては以上のとおりだが、機能としてもう一つ考えなければならないのは、垂直分業、計画機能と実行機能です。計画機能をさらに戦略計画と実行計画とに分けた場合、これからの人事部門に求められるのは、戦略計画へのさらなる貢献でしょう。
企業を取り巻く環境が大きく変化する中、ヒトに関する問題も複雑化しています。
人事部門はヒトに関するスペシャリストとして、戦略計画機能、すなわち、必要な人材の要件の定義、人材ボートフォリオの作成、要員計画の策定などについて、積極的な貢献を果たしていかなければなりません。また、規格製品大量生産の時代から、付加価値創造が求められる知識社会への転換が進む現在、人材開発や研修制度機能の拡充が重要な意味を持つことになります。
実行機能については、人事部門が主体となって、現場での人材マネジメントの実践を進めていくことになります。



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