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リクルートマネジメントソリューションズ(RMS) コンサルティング部 部長
阿久津 徹氏 インタビュー


 

リクルートグループのプロフェッショナルサービスファーム「リクルートマネジメントソリューションズ」。
リクルートグループの豊富な顧客接点や人的ネットワークを基点として、「個と組織」にまつわるコンサルティングを総合的に手がけています。自らの「旗色」を鮮明にし続け、自分の在りたい姿を目指す意欲がある方をコンサルタントとして求めています。

今回はコンサルティング部 部長の阿久津氏に、同社の特徴やカルチャー、求める人材像などについてお話を伺いました。

INDEX

RMSのコンサルタントの特徴

本日はご多忙の中お時間をいただき、誠にありがとうございます。早速ですが、まず初めに阿久津様のご経歴とリクルートマネジメントソリューションズ(以下RMS)についてお伺いしたいと思います。

私は2006年、外資系コンサルティングファームから転職してきたのですが、それまでRMSという会社をあまりよく知りませんでした。おそらく今も、入社当時の私と同じようにRMSを知らない方もいらっしゃるでしょうが、この10年ほどでRMSのコンサルティング部の知名度が高まっていることは確かで、ご存じの方も増えていると感じています。

RMSには営業、商品開発、トレーナー、研究員など様々な職種の者がおり、私たちコンサルタントは彼らと密に協力してビジネスを進めています。RMS内に留まらずリクルートグループ各社の方々と共にプロジェクトを立ち上げ、遂行することも少なくありません。このことが、他のコンサルティングファームと私たちの違いを生み出しています。

ありがとうございます。RMSは、いわゆる他のコンサルティングファームとは違い、人材開発、人事制度、組織開発、営業力強化などを手掛けるプロフェッショナルサービスファームですが、そのコンサルティング部に所属するコンサルタントの特徴をお聞かせください。

特に一般的なコンサルティングファームと比較して、RMSのコンサルタントには大きく3つの特徴があります。

1つは、「オポチュニティ・リッチ」であること。このオポチュニティは、顧客接点をもつ営業や経営、研究所、商品開発など、ほとんどがコンサルタント部門以外からもたらされるものです。RMSとリクルートグループには優秀な営業が数多く在籍しており、世界的大企業から中堅・中小企業まで、さまざまな業界・業種のお客様と日々コミュニケーションを交わして、ビジネス上の悩み・課題を発見し、多様なプロジェクトを生み出しています。経営層や研究所には、業界団体、官公庁、学会などとのネットワークも豊富にあります。これらの顧客接点や人的ネットワークを通じて、私たちのところへコンサルティングの依頼が舞い込んでくるのです。

ほかにも、RMS内の「組織行動研究所」やリクルートホールディングスの「リクルートワークス研究所」には、機関誌やWebサイトなど情報を発信できる場がいくつもありますし、商品開発部門と協力して、アセスメント・トレーニングなどの新規開発、事業企画に携わることもできます。コンサルティングを中心に、興味に応じて仕事の幅を広げられる環境が整っています。

2つ目に、「独自性」を打ち出し、開発していける点が挙げられます。私たちは、HRD(人材開発)、HRM(人材マネジメント)、OD(組織開発)のコンサルティングサービスをフルラインナップで手がけています。そのなかで、一人ひとりのコンサルタントは、「自らの旗を立て、その旗色を鮮明にしていく」ことが奨励されています。自らの個性や想いをベースに、どういったコンサルティングに注力したいか、どのようなコンサルタントを目指したいかを自分で決め、その道を邁進していけるのです。RMSでは、コンサルタントが均質であってほしいとは考えていません。分かりやすい例を挙げると、ダイバーシティに問題認識を持ち、周囲に働きかけながら取り組む中で、いまでは社外でも一目置かれる存在となり、活躍しているコンサルタントがいます。私自身は、入社前からOD(組織開発)に強くこだわりをもっていたのですが、2年ほど前から正式にOD(組織開発)関連のプロジェクトを立ち上げる機会を手に入れ、推進してきました。これは、多くのコンサルティングファームと大きく違う点だろうと思います。

最後に、業務の一環として「社会課題の解決」に取り組めるチャンスがあることです。リクルートグループ各社の方々から、コンサルタントの知見を求められる機会が、実は少なくありません。例えば、コンサルティング部門にはこれまで、中国人観光客誘致プロジェクト、農業法人支援プロジェクト、東北復興に関するリーダー開発支援プロジェクト、地域問題解決プロジェクトなどの問い合わせがあり、コンサルタントが参画してきました。コンサルタントとしてのこれまでの経験を活かし、社会に貢献できるチャンスがある。特に、一定以上の経験を積んだ方々には、魅力的な特徴ではないでしょうか。

RMSのビジネスと社風

それではRMSの組織、ビジネスについて、もう少し詳しくお教えください。

RMSは、様々な企業の「個と組織を生かす」マネジメント機能の向上を支援する会社で、具体的なソリューションは、アセスメント・サーベイ、トレーニング、コンサルティング、カウンセリング・コーチングの4つです。最近は特に、次世代リーダー育成、理念浸透、多様な働き方、人材育成パイプラインといったテーマに力を入れています。コンサルティングも、RMSの武器の1つというわけです。

現在、RMSの組織上では、コンサルティング部は研究・開発部門に所属しています。つまり、目先の売上は当然として、今後のRMSを支える新ビジネス、新ソリューションを生み出す役割を期待されているのです。先ほど、コンサルタント本人が希望すれば、商品・サービスの開発や事業企画に関われるチャンスがあるとお伝えしましたが、それは組織の意向でもあります。

なるほど。コンサルティングだけでなく、幅広く「個と組織を生かす」というRMSの事業に関われるチャンスもあるのですね、社風の方はいかがでしょうか。

社風は、比較対象によって印象が違うのではないかと思います。ドライでシビアな外資系コンサルティングファームに比べれば、RMSには日本企業らしい温もりがあります。実際、私は入社当時、会社に馴染むまで少し時間がかかったのですが、周りの皆さんが心配して下さり、いろいろと助けていただいた時期がありました。困ったとき、互いに支え合える仲間がたくさんいることは、RMSのコンサルタントの強みの1つだと考えています。

一方で、他の日本企業から入社されると、きっとシビアな会社だと思われるでしょう。同僚のあいだで行われるフィードバックは、当事者意識や自己成長のスタンスへ向けられることが多く、個人に踏み込んだやりとりが熱く交わされます。それは、皆がいつもお互いを気にかけているという証ともいえます。

コンサルタント採用の背景

現在コンサルタントを採用している背景について教えていただけますでしょうか。

今回の採用は、中期経営計画にあらかじめ組み込まれていたもので、中長期的にコンサルティング部を強化していく経営方針の一環です。理由は2つあり、1つはRMSのコンサルティングを求めるお客様が増えているため、もう1つは、先ほどご説明したとおり、RMSの未来を創る新ビジネス、新ソリューションを生み出す役割として、経営から期待されているためです。

コンサルティング部のビジョンは、「現場を動かす価値の提供を通じて、人・組織課題を解決する」というもので、実効性にこだわったコンサルティングサービスを提供するのが私たちの基本スタンスです。今後3年でコンサルティング水準をさらに高め、コンサルティング部門を拡大・成長させていきます。

入社後のキャリア

今回入社する方は、どのような役割を求められているのでしょうか。入社後はどのようなキャリアを歩んでいくのでしょうか。

大前提として、今回、私たちは、若手・コンサルティング未経験OKの「コンサルタント」と、一定以上の経験を積んできた「シニアコンサルタント」の両方を求めています。当然ながら、両者では求められる役割は異なります。

携わっていただくのはHRD(人材開発)、HRM(人事マネジメント)、OD(組織開発)のコンサルティングです。単に「コンサルティングをして欲しい」というよりも、「ちょっと相談したいことがある」と営業や経営に声を掛けられ、課題設定や課題解決手法の段階から、プロジェクトメンバーと共に考えていくケースが多いのが働き方の特徴です。

コンサルタントの方は、一人前のパフォーマンスが出せるようになっていただくことが先決です。成長の機会をどんどん提供しますので、数年でコンサルタントの基礎をしっかりと身につけてください。同時に、早くから主体的に「自分の旗」を定めながら、旗色を染め続けていただきたい。初めから旗を立てることはありませんが、さまざまな仕事に関わるなかで、周囲や社会から学び、自らの道を見つけていただけたらと思います。個と組織に関することなら、どの領域を得意分野にしていただいてもかまいません。多様なコンサルタントが在籍していることが、私たちの価値だと考えています。自らが関わりたいと思う企業課題、社会課題にぜひ深く入り込んでいってください。私たちは皆、全力で応援します。

なるほど。シニアコンサルタントの方はいかがでしょうか?

シニアコンサルタントの方にも、ぜひ自らの旗色を鮮明にしていただきたいのですが、一方で若手の育成と組織づくりにも積極的に関わっていただきたいと考えています。現在、RMSのコンサルティング部は若手の比率が高い状態です。そこで、若手に知見を広く伝えると同時に、過渡期にあるコンサルティング部の組織の今後を、マネジャー陣と一緒に考え、創っていただきたいのです。

RMSが求める人材像

どのような方を求めているのか、人物像を詳しくお教えください。

若手の方は、コンサルティング経験がなくてもかまいません。コンサルティング経験や人事経験はプラス要素ではありますが、それよりも私たちが求めているのは次の3点です。少なくとも1つを満たしていて欲しいと考えています。
  • 「個と組織」についての感度・見方が鋭いこと。組織を有機的な人の集合体と捉えられること
  • 自身のキャリアイメージが明確で、成長の機会を活かせること
  • 自分なりに問題意識をもって、周囲を巻き込んでいけるセルフスターターであること
一方、シニアコンサルタント候補の方には、個と組織に関わる十分なコンサルティング実務経験を求めます。私たちの言葉を使えば、「すでに自分の旗色が鮮明な方」を仲間に迎えたいと思っています。加えて、複数の事業を手掛けるプロフェッショナルサービスファームのなかでコンサルティング組織を自ら創ることに興味がある方だと嬉しいです。

特にコンサルタント経験者の方にとって、コンサルタントとしての価値を高め続けるという意味では、RMS以外にも良い環境があるかもしれません。コンサルティングスキルを活かして社会に貢献したい、世の中にインパクトのある仕事をしたいという志向をお持ちの方には、これ以上ない絶好のポジションではないかと思います。
本日はお忙しい中、ありがとうございました。

関連情報

リクルートマネジメントソリューションズ

HRR(旧・人事測定研究所)とリクルートのHRDディビジョンが統合して設立。制度設計・構築から人材採用・教育研修まで幅広いサービスメニューと、実行支援に強いのが特長。

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