組織人事コンサルタント転職 トップ >  転職成功事例 >  転職体験談 >  初めての就職活動。紆余曲折を経て人事コンサルタントに到達するまでのキャリア

初めての就職活動。紆余曲折を経て人事コンサルタントに到達するまでのキャリア
- 転職体験談 -


田中さん(仮名):

年齢:30歳
学歴:地方国立大学 文系学部卒
職歴:公務員、人材開発の営業から組織人事コンサルタントへの転職


担当コンサルタント: 中村浩一郎

1. 転職のきっかけ

私は、学生時代に特にやりたい仕事がなかったため、親の勧めもあり地方公務員として就職しました。
積極的な性格で受け身の公務員仕事が合わないことを見抜いた上司から公務員には珍しく雑多なプロジェクト仕事を任せられるようになりました。プロジェクトはほかの職員にとっては面倒な仕事で協力者は少なく、仕事では大変苦労しました。しかしながら、元来負けず嫌いの私は自分が担当する仕事の成果が出ないことは許せなかったので手を変え品を変え協力者を増やしながら仕事を達成しました。
その中で仕事内容よりも組織を動かすことの面白みを感じ、組織や人の専門家になりたいと思うようになり、学生時代の友達が働いていた人材開発の営業職に転職しました。

若い社員が多く、前向きな社員が多かったので仲間にも恵まれ、がむしゃらに働きました。すると結果も徐々に出るようになり、最速でリーダーになることができました。社内でも尊敬の念を集め、充実した20代を過ごすことができました。
一方、人事の仕事が分かってくるにつれ、もっと人事の幅を広げたいと思うようになりました。また、仕事が自分に集中するようになり、疲れも出てきたころでした。そこでまずは、事業会社の人事職への転職を考え、人事職の選考を受けていきました。忙しい中での活動だったためもあるのか、20社受けてすべてお見送り。自分はダメなのか、今の会社でしか活躍できないのか、など悩みながら半年ほど過ごしました。

そんな時に、社内で気の許せる友達に相談した際に、自分が今の会社に入ったときに使った信頼できるエージェントがいるから一度会ってみないか、と言われました。
そこで初めてムービンさんを訪ねました。

2. ムービンとの出会い

初めての面談で話していたことを振り返ると何を言っていたんだろう、と恥ずかしくなるくらい支離滅裂でした。
給料が安い、上司が良くない、ほかにやりたいことがある、もっとワークライフバランス整えたい・・・
言い訳かもしれませんが、体も心も疲れていたので。

担当いただいた中村さんは、私の支離滅裂な話に対して1つ1つ確認し、話を組み立て、整理してくれました。
その前に訪問したエージェントでは求人の紹介ばかりされたのですが、その時の私は求人を紹介される前の段階だと判断してくれたのだと思います。
最初の面談で自分が分かったのは、人事の専門性を広げたい、お客様の悩みにこたえる仕事が好きだという気持ちです。

そこで事業会社の人事ではなく、組織人事コンサルを受けてみたいとお話をしました。
「田中さんの経歴ではその道はかなり難しいですよ、それでもやりますか?」と判断を委ねられました。
難しいといわれると逆に火が付くタイプの私は転職のモチベーションが再び湧き上がってきました。

そこで是非挑戦したいと回答すると
「今何が足りていないのか」
「日常的に何をしなければいけないか」
「何を勉強しなければいけないか」
「何ができるようになれば良いか」
とたくさんの宿題をもらいました。

3. 転職活動の準備、実際の選考について

そのあと、早速準備を始めましたが、一方で職場では退職者が続く時期でもあり、ますます忙しくなってきました。
中村さんから状況どうですか?との確認をもらいながらなんとか少しずつ準備を進めました。
そしてようやく履歴書・職務経歴書が完成し、活動を開始しました。

すべての会社で面接には進めませんでしたが、何社か面接に呼んでもらえるようになり、面接対策をしてもらいました。

これまでの調子で模擬面接をしたところ、
なぜ、
例えば
どういう意味?
の連発で自分は途中から何も言えなくなりました。

自分の準備が根本的に甘かったことを痛感させられました。
知り合いの紹介でしか就職したことがなかった私は転職活動の準備が完全に間違っていたことを気づかされました。
その後も何とか仕事と両立しながら面接を進めました。
ただ、第一志望の面接でまた失敗してしまいます。
中村さんからこういう質問が出るかもしれないから、一度やっておくとよいと思いますよ。
というアドバイスをいただいたのですが、同じことは聞かれないだろ、となぜか高を括ってしまっていたところ、まさに同じ質問を聞かれました。
「しまった」という思いからパニックになってしまい、そのあとのことは覚えていません。
また、自分の悪い癖が出てしまいました。

それからは妥協せず、どんなこともすべて起きうると考え、改めて活動を開始しました。
最終的に今の会社からご縁をいただき、今は組織人事コンサルタントとしてのキャリアをスタートしたところです。

4. 感想

これまで目の前にあること、人から与えられたことの中で頑張ってきた私にとって組織人事コンサルタントになるための活動は本当に大変なものでした。
自分が本当にコンサルタントに向いているのか、と悩んだこともありましたが、面接官も厳しく選考しているからその方たちが内定を出してくれれば大丈夫ということですよ、と励ましてもらいながら何とか内定までこぎつけました。
面接対策をしていただいたことももちろんですが、精神的に不安定な中、厳しくも温かくサポートしてくれた中村さんには大変お世話になりました。
中村さんを紹介してくれた同僚にも非常に感謝しています。

転職活動は一人でやるべきことという考えもありますが、学生時代も真面目に就職せず、精神的に追い詰められやすい私のような方は人材紹介会社を頼って本当に良かったと思います。
私の友達には人材紹介会社の人はまったく使えない、と言っていましたが、私はムービンさんを使って本当に良かったので、一度ムービンさんにも相談してみるとよいと思います。
私も頑張ります。

担当コンサルタントのご紹介

パートナー&マネージングディレクター 中村 浩一郎
中村 浩一郎(Koichiro Nakamura)

パートナー&マネージングディレクター
国家資格キャリアコンサルタント資格保有

一橋大学社会学部卒業


転職とは人生における重要な節目です。皆様が転職活動を成功させるための、正しい情報の提供者であり、率直な意見を申し上げることのできる協働者でありたいと強く思います。



弊社コンサルタントの中村浩一郎が担当した転職支援実績

  • 20代後半
    大手IT・通信企業 西日本エリア 人事マネージャー補から
    外資系人事制度コンサルティングファーム コンサルタント
  • 20代後半
    国家公務員(県庁採用)から
    日系人事制度コンサルティングファーム コンサルタント
  • 30代後半
    大手コンサルティングファーム 組織人事コンサルタントから
    メガベンチャー 経営企画管理部門 マネージャー補
  • 30代前半
    大手コンサルティングファーム コンサルタント(制度設計)から
    老舗工作機械メーカー 人事マネージャー(人事制度領域)

転職体験談・成功事例はこちら

お一人お一人に合わせた転職支援、専任のコンサルタントがサポート

ムービンでは大手には出来ない、お一人お一人に合わせた転職支援をご提供しております。
組織人事コンサルタントへのご転職をお考えの方は、ご自身では気づかれない可能性を見つけるためにもぜひ一度ご相談ください。



組織人事コンサルタントへの転職成功事例・転職体験談 メニュー一覧