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27歳未経験から外資系組織人事コンサルへ!
- 転職体験談 -


名前(仮名): 竹内さん
年齢: 27歳
学歴: 有名私立大学 政治経済学部
前職: 大手人材サービス 法人営業
転職先: 外資系組織・人事コンサルティングファーム コンサルタント


担当コンサルタント: 佐藤 優太郎

1. 転職を考えたキッカケ

前職の大手人材サービス会社では、法人営業として多くの企業の採用活動に携わっていました。お客様から「良い人を採用できたよ、ありがとう」と感謝の言葉をいただくことに、大きなやりがいを感じる毎日でした。しかし、3年目を迎えた頃から、採用という入り口の支援だけでは解決できない、より根深い組織課題に直面することが増えてきたのです。

例えば、せっかく採用した若手社員がすぐに辞めてしまう、部署間の連携がうまくいかず業績が伸び悩んでいる、といったご相談を受けるたびに、自分の提供できる価値の限界を感じるようになりました。「本当の問題は、採用のミスマッチだけではない。組織の構造や文化、人事制度そのものにメスを入れなければ、この会社は変われないのではないか」。そんなもどかしさが、日増しに大きくなっていきました。

企業の経営層と対話し、より上流から組織全体の変革を支援したい。そのためには、人事戦略の策定から実行までを一貫して手掛けられる専門性が必要だと考えました。そこで辿り着いたのが、「組織人事コンサルタント」というキャリアです。経営の視点から「ヒト」という最も重要な経営資源を動かし、企業の成長にダイレクトに貢献できるこの仕事に、強い魅力を感じました。自分の営業経験で培った課題発見能力や顧客との関係構築スキルは、必ず活かせるはずだ。そう信じて、未知の領域への挑戦を決意しました。

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2. ムービンのサービスを選んだ理由

コンサルティング業界への転職は、情報戦であり、かつ専門的な対策が必要不可欠だと聞いていました。特に私のような業界未経験者にとっては、独力での活動は無謀だと感じ、転職エージェントの活用を決めました。複数のエージェントに登録し、面談を受けましたが、その中でムービン・ストラテジック・キャリア(ムービン)さんにお願いしようと決めた理由は、担当の佐藤さんの圧倒的な専門性と、私のキャリアに真摯に向き合ってくれる姿勢に感銘を受けたからです。

他のエージェントでは、私の経歴を見ると「まずは事業会社の企画職からどうですか?」といった、比較的難易度の低い求人を勧められることがほとんどでした。しかし、ムービンの佐藤さんは違いました。初回の面談で、私がなぜ組織人事コンサルタントになりたいのか、その中でもどんな領域に興味があるのかを1時間以上かけて丁寧にヒアリングしてくださり、「竹内さんの営業経験は、クライアントの懐に入り込み、本質的な課題を引き出す上で必ず武器になります。一緒に頑張りましょう」と力強く背中を押してくれたのです。

また、ムービンがコンサルティング業界に特化している点も大きな魅力でした。各ファームのカルチャーや選考の特色、最近の動向といった、インターネットだけでは得られないリアルな情報を豊富にお持ちでした。佐藤さんから具体的なファームの名前を挙げながら、「この会社はロジカルさが、こちらの会社は人間的な魅力が重視される傾向にあります」といった具体的なアドバイスをいただき、ここなら信頼して任せられると確信しました。

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3. 転職成功までのステップ

書類選考対策

最初は、前職の営業実績をただ羅列しただけの職務経歴書を作成してしまいました。それを見た佐藤さんから、「これでは竹内さんが『何を考え、どう行動し、どんな成果を出したのか』が伝わりません。コンサルタントは、常に思考プロセスを問われます」という的確なフィードバックをいただきました。そこから、一つひとつの実績に対して「どのような課題があったか」「その原因をどう分析したか」「具体的な解決策と、その行動によってもたらされた結果」というフレームワークで、自身の経験を徹底的に棚卸ししました。この作業は骨が折れましたが、後の面接で自分の強みを論理的に語るための最高のトレーニングになりました。

面接対策

最大の壁は、未経験者にとって鬼門と言われる「ケース面接」でした。最初は全く歯が立たず、頭が真っ白になることも。しかし、佐藤さんが私のレベルに合わせて、基本的なフェルミ推定の考え方から、実際の過去問をベースにした模擬面接まで、何度も付き合ってくれました。模擬面接では、単に答えを教えるのではなく、「なぜそう考えたの?」「他に選択肢はなかった?」と、思考を深掘りする質問を投げかけ続けてくれたおかげで、徐々にコンサルタントらしい思考の型が身についていきました。

苦労した点、工夫した点

現職の仕事と並行しての活動だったため、時間の確保には本当に苦労しました。平日の夜や土日をすべて転職活動に充て、心が折れそうになったことも一度や二度ではありません。ある企業の面接では、準備不足がたたり、しどろもどろになって大失敗したこともあります。しかし、その失敗をすぐに佐藤さんに共有し、「何がダメだったか」を客観的に分析し、次の対策を一緒に練る、というサイクルを繰り返すことで、着実に前進できました。最終的に第一志望の外資系ファームから内定をいただいた面接では、自分の営業経験を交えながら、ケース問題に対して自分なりの地に足のついた提案ができ、「君、面白いね」と面接官に言っていただけた瞬間は、今でも忘れられません。

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4. 転職活動中の方へのアドバイス

未経験から組織人事コンサルタントを目指す方へ、私の経験から3つのアドバイスを送ります。

一つ目は、「なぜコンサルタントなのか、なぜ組織人事なのか」という問いを、これ以上ないというくらい深掘りすることです。面接では必ずこの「Why」を問われます。私の場合は、「採用支援だけでは解決できない企業の根深い課題に、経営の視点からアプローチしたい」という前職での原体験が、一貫した軸となりました。この軸がブレなければ、どんな変化球の質問にも、自分の言葉で力強く答えることができます。

二つ目は、自分の経験を「コンサルタントの視点」で語る練習をすることです。営業成績が良い、というだけではアピールとして不十分です。その成果を出すために、どのような仮説を立て、情報を収集し、周りを巻き込みながら課題を解決したのか。そのプロセスを構造的に説明する能力が求められます。これは、信頼できる転職エージェントの担当者と壁打ちしながら、磨いていくのが最も効果的だと思います。

最後は、諦めない心です。転職活動は、時に孤独で、不合格通知に自信を失いそうになることもあるでしょう。しかし、一社落ちたからといって、竹内の価値が否定されたわけではありません。単に、その会社との相性が合わなかっただけです。大切なのは、失敗から学び、次へと活かすこと。私にとって、ムービンの佐藤さんは、単なるエージェントではなく、苦しい時期を共に乗り越えてくれる最高の伴走者でした。皆さんも、ぜひ信頼できるパートナーを見つけて、最後まで走り抜いてください。応援しています。

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5. 担当したキャリアコンサルタントからのコメント

この度は、第一志望のコンサルティングファームへのご転職、誠におめでとうございます。竹内さんと初めてお会いした時の、誠実な人柄と、現状を変えたいという強い意志の宿った瞳を今でも鮮明に覚えています。

竹内さんの転職成功の要因は、大きく3つあると考えております。
一つ目は、「素直さと学習意欲の高さ」です。未経験からの挑戦ということで、ご自身に足りない部分を謙虚に認め、私からのフィードバックを素直に受け止め、次までには必ず改善してくる。そのサイクルを愚直に回し続けたことが、短期間での著しい成長に繋がりました。

二つ目は、「営業経験に裏打ちされた課題発見能力」です。書類や面接対策を進める中で、竹内さんがいかに顧客と真摯に向き合い、その言葉の裏にある本質的な課題を捉えようと努力されてきたかが伝わってきました。その経験は、コンサルタントとしてクライアントの信頼を得て、プロジェクトを推進していく上で、必ずや大きな武器となるでしょう。

そして三つ目は、「諦めない粘り強さ」です。多忙な業務の合間を縫っての活動は、決して楽な道のりではなかったはずです。思うように結果が出ず、悔しい思いをされたこともありました。それでも決して下を向かず、「次こそは」と前向きに取り組む姿勢に、私も多くのエネルギーをいただきました。

組織人事コンサルタントは、企業の未来を創る、非常にやりがいのある仕事です。竹内さんの「人の成長や組織の変革に貢献したい」という純粋な想いは、必ずや多くのクライアントを成功に導くと信じています。これからのご活躍を心から応援しております。何かあれば、いつでもムービンにご連絡ください。

エグゼクティブ・コーチ 佐藤 優太郎
佐藤 優太郎(Yutaro Sato)

ヴァイス・プレジデント

青山学院大学 経営学部卒


大手金融機関で資産運用コンサルティングを経験後、大手人材会社マイナビにて、コンサルティング・金融業界、会計士・税理士、CxOクラスの転職支援に従事。社内表彰を複数回受賞。
その後、より一人ひとりに向き合い、期間に捉われない長期的なキャリア形成支援を実現するため、ムービンに参画。

これまでに500名規模の転職相談・支援を手がけ、コンサルティング業界(大手ブティックファーム、FAS)や金融業界(監査法人・投資銀行・ファンド)を中心に、企業の採用支援にも携わる。
これらの経験に基づき、短期的な転職活動のみならず、ご希望のキャリア・ライフプラン実現に向けた長期的かつ建設的なサポートを提供します。

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弊社コンサルタントの佐藤優太郎が担当した転職支援実績

男性
20代前半
大手人材サービス 法人企画営業から
人材育成・組織開発系コンサルティングファーム アソシエイト
女性
30代前半
大手金融機関 人材育成プロジェクト サブリーダーから
人材育成・組織開発系コンサルティングファーム コンサルタント
女性
30代後半
大手不動産デベロッパー 人事リーダーから
独立系コンサルティングファーム 組織人事コンサルタント
女性
20代後半
総合コンサルティングファーム 組織人事ユニットから
Big4系コンサルティングファーム(Human Capital)

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ムービンでは大手には出来ない、お一人お一人に合わせた転職支援をご提供しております。
組織人事コンサルタントへのご転職をお考えの方は、ご自身では気づかれない可能性を見つけるためにもぜひ一度ご相談ください。



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