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マーサージャパン 組織・人事変革コンサルティング部門
スペシャルインタビュー


 

世界最大の組織・人事マネジメントコンサルティングファーム「Mercer LLC」の日本法人「マーサージャパン」。
組織・人事、福利厚生、年金、資産運用分野におけるサービスを提供するグローバル・コンサルティングファームといて「人・組織」を基盤とした幅広いコンサルティング・サービスを提供しています。
今回は組織・人事変革コンサルティング部門の代表/パートナーの白井正人氏、シニアコンサルタントの照山恵梨氏に同社の特徴や強み、注力している業界・テーマ、求める人材像などお話を伺ってまいりました。

プロフィール

マーサージャパン 執行役員 組織・人事変革コンサルティング部門 日本代表 白井 正人 白井 正人
執行役員 組織・人事変革コンサルティング部門 日本代表


デロイト トーマツコンルティング、アーサー アンダーセン、プライスウォーターハウスクーパース 等を経て現職。組織・人事領域を中心に、マネジメントコンサルティグサービスを25年以上提供している。
組織・人材マネジメント戦略立案、組織設計、要員計画、人事制度設計、役員報酬制度設計、ガバナンス体制構築、サクセションマネジメント、選抜トレーニング、人材アセスメント、ダウンサイジング 等、様々なプロジェクトをリードしており、特にPMIやグローバル化の局面に強みを持つ。
早稲田大学理工学部卒業、ロッテルダム・スクール・オブ・マネジメント(MBA)修了
マーサージャパン 組織・人事変革コンサルティング部門 シニアコンサルタント 照山 恵梨 照山 恵梨
シニアコンサルタント(インタビュー当時はコンサルタント)


新卒でIBMビジネスコンサルティングサービス株式会社(IBCS)に入社後、プライスウォーターハウスクーパース株式会社(現: PwCコンサルティング合同会社)を経て、2012年にマーサー ジャパン株式会社に入社。
人事制度設計・運用支援、タレントマネジメント、役員アセスメント、従業員意識調査、駐在員人事制度設計、人事デューデリジェンス、PMI等の組織・人事に関連したテーマに強みを持つ。

慶應義塾大学文学部卒業

組織・人事変革コンサルティング 部門代表/パートナー 白井 正人 氏

組織・人事変革コンサルティング シニアコンサルタント 照山 恵梨 氏

マーサーについて

本日はお時間をいただきありがとうございます。まずはじめに、マーサーがどういうコンサルティングファームなのかをお聞かせいただけますか?

マーサーは人・組織に関する世界最大級のプロフェッショナルファームです。世界44ヶ国以上約180都市の拠点におよそ23,000人のスタッフを擁します。

我々、組織・人事変革コンサルティング部門は、マーサーの一員として、マネジメントコンサルティングサービスを提供しています。主として人材マネジメント・組織変革領域において、クライアントの経営課題解決を行うことを使命としています。

マーサー 組織・人事変革コンサルティング部門の特徴・強み

次に組織・人事変革コンサルティング部門の特徴や強みを教えていただけますか。

マーサー 組織・人事変革コンサルティング部門の特徴・強み
マーサーの組織・人事変革コンサルティング部門は、当領域におけるリーディングコンサルティングファームであり、「人・組織に関わる現状分析・戦略立案」「グレーディング・報酬」「パフォーマンスマネジメント」「タレントマネジメント」等、経営課題の特定、組織・人事戦略立案から具体的な解決策の提供まで、幅広いサービスを提供しています。部門としての強みは、問題解決能力とソリューションナレッジの両方を持ち合わせていることです。

マーサーのコンサルタントは、クライアントの問題の解決に向き合うことを非常に大事にしています。例えば、クライアントから「制度設計をしてほしい」というご要望を頂いたケースでも、「問題の解決」ひいては「企業価値の向上」につながらないようなケースにおいては、クライアントに合意を得た上で違う施策をご提案することもあります。

現在、どのような領域やテーマに注力されているのでしょうか。

現在、我々が特に注力している分野は、「日本企業のグローバル化」「M&A」「役員報酬・ガバナンス」の3つです。

日本企業のグローバル化は日々進んでいますが、グローバルビジネスで活躍できる人材の不足は深刻で、その対策を立案するためにグローバルタレントマネジメントに関するコンサルティングが必要になっています。また、グローバルオペレーションに向けて、グローバルで整合した人材マネジメントの導入が拡大していますが、多くの日本企業にはそのノウハウは不足しており、適切にガイドできるコンサルタントが求められています。

M&Aに関しても複雑さは増しています。今までは国内だけの統合(In-In)や海外会社の買収(In-Out)という形式が主でしたが、近年は大きな企業グループを買収し、In-InとIn-Outを同時に行うディールが増えてきます。このような際に解決すべき中核的な課題として人事・組織は必ず挙げられ、ここにもコンサルタントが活躍する余地が大いにあります。

役員報酬・ガバナンスという観点では、日本本社に関してはコーポレートガバナンスコード、海外では海外関係会社のガバナンスが背景になっています。つまり、本社の役員報酬に関しては、株主との利害共有を進めるため、変動報酬・株式報酬の拡大、透明性の確保が求められ、海外関連会社の役員報酬に関しては、リテンションと適切な統治を実現するために、フェアな報酬水準と長期インセンティブ(LTI)の導入が急務になっています。この領域でもコンサルタントの活躍する領域が広がっています。

マーサー 組織・人事変革コンサルティング部門における育成方針・キャリア

組織・人事変革コンサルティング部門の育成方針について教えてください。また、それぞれのコンサルタントの方々はどのようにキャリアを積んでいかれているのでしょうか。

中長期的な方針としては、スタッフレベルのコンサルタントは、幅広い業務に従事し、基礎的なコンサルティング能力と様々な領域での経験を積んで頂きます。その後、マネージャー(コンサルタント)クラスになる前後に、ご本人の適性、ご経験、希望に基づき、コアとなる領域を作って頂きます。得意領域を持つことで、プロジェクトマネージャーとして一人前となる機会を作るためです。シニアコンサルタント(シニアコンサルタント)、ディレクター(プリンシパル)クラスになると、あるクライアントに対して責任を持つことが増えるため、このタイミングでは幅広い見識を身に着けて頂くことが必要です。

このようなキャリア形成が一般的ではありますが、個々人には適性や意思があるため、結果として、「幅広い分野での課題の特定や施策方針の立案」というゼネラルコンサルティングに強みを持つ方、ある特定の領域におけるスペシャリティに強みを持つ方、またその中間のバランス型など、様々なタイプの人材が形成されますが、マーサーとしてはいずれのタイプも貴重な戦力であると考えています。

人材開発という面ですと、eラーニングや海外でのトレーニング等も充実していますが、何といってもOJTの機会に恵まれていることがその特徴です。その理由は、組織・人事領域のリーダーであるため、多くのトップ企業がクライアントとして名を連ねているだけでなく、毎日のように引き合いを頂けるためであり、その結果、個々のコンサルタントは常に稼働することができます。コンサルタントはプロジェクトを通じてレベルアップをしていき、マーサーはその機会に最も恵まれたファームの一つです。

海外オフィスへの将来的な異動は可能でしょうか。

マーサーはグローバルファームですので、過去、海外にそのキャリアを求めた人材もいます。以前東京で勤務していた者が、現在ニューヨークでリージョン人事の責任者を務めたり、ASEANで日系多国籍企業向けビジネスをリードしていたりします。今後もグローバルモビリティは積極的に実施していきたいと考えています。

マーサー 組織・人事変革コンサルティング部門の求める人材像

組織・人事変革コンサルティング部門の求める人材像について教えてください。

マーサー 組織・人事変革コンサルティング部門の求める人材像
「マネジメントコンサルタントになりたい」「組織変革や人材マネジメントの改革を行いたい」という強い志望をお持ちの方に是非参画して頂きたいと思います。どのような仕事でもその道を究めるのは大変ですが、コンサルタントはクライアントに対して、時間当たり何万円も請求し、また、それだけの価値を出すことを求められる職業です。この価値を出しつつけるには個々人の努力と意識が必要条件であり、努力と意識を続けるためには強い志望は必須です。

素養という意味ですと、論理的な思考を好む方、コミュニケーション、特に対人理解力に優れる方があげられると思います。また、いろいろな専門家、クライアントとチームを作りますので、思考が柔軟で多様性を受け入れられることも重要です。英語力に優れた方、ITリテラシーに優れた方は、一層活躍の幅が増えるでしょう。

マーサーを志望する候補者に向けてのメッセージ

最後に、マーサー 組織・人事変革コンサルティング部門を志望される候補者の方々に向けてメッセージをいただけますか。

マーサーは組織・人事領域におけるマネジメントコンサルタントのトップファームであり、企業のグローバル化、組織再編や事業再生、ガバナンス改革等、日本で事業を営んでいる企業、ひいては社会に大きな影響を与えるファームです。幸いそのブランドは良く認知され、多くの企業にご用命を頂いており、今後も大きな成長余力を持っています。未経験の方には多くの経験を、経験者にはキャリア形成のチャンスをご提供できると思います。是非、我々と一緒にクライアントの経営課題を解決していきましょう!

照山様のこれまでのご経歴

早速ではございますが、照山様のこれまでのご経歴をお教えていただけますか?

新卒でIBMビジネスコンサルティングサービス株式会社(IBCS)に入社後、プライスウォーターハウスクーパース株式会社を経て、2012年にマーサー ジャパン株式会社に入社しました。

前職の会社に入社して以後は、組織・人事に関わるプロジェクトに特化して経験を積んできました。
数多くのプロジェクトを通じて、結果として、ということではありますが、組織・人事関連のテーマは概ね網羅的に経験をすることができた点は嬉しく思っています。具体的なテーマとして主なところでは、人事制度設計・運用支援、タレントマネジメント、役員アセスメント、従業員意識調査、駐在員人事制度設計、人事デューデリジェンス、PMI等があります。少し変わったところでは、US-SOXの体制整備等も行いました。

また、前職・マーサー共に、新卒採用の担当もしています。ファームの規模が大きすぎないからこそ実務的な仕事にも携われる点は、個人的には良い機会だと感じています。

最も印象深いプロジェクト

マーサー 組織・人事変革コンサルティング部門でのキャリアにおいて、最も印象深いプロジェクトについてお聞かせいただけますか。

日本を代表する産業を担っているクライアント企業の経営再建に際し、グローバル共通のプラットフォームの構築、国内人事制度の構築、関連会社10数社の統合を全て同時に行ったプロジェクトが印象に残っています。

上述の通り、複数テーマの同時進行であったこと、また純粋な組織・人事系のプロジェクトとしてはかなり大規模の案件だったこともさることながら、日本の基幹産業を担うクライアントが再建後に目指していく方向性を直接トップの方々からお伺いすることができたこと、またその実現に向けて組織・人事の側面からご支援できることに対し、非常に大きなやりがいと責任を感じていました。

もちろん、経営再建途上ということもあり、新しい仕組みは必ずしも全ての従業員にとって幸せなものではない部分もありました。しかし、クライアント側のメンバーの皆さん全員が、役職の高低に関わらず、数年後の飛躍を見据え強い覚悟を持ってドラスティックな意思決定を行っていた点についても、とても感銘を受けました。

順調に再建を果たし、従業員の皆さんが安心して働ける、グローバルな強い企業へと飛躍を遂げていかれることを、コンサルタントとしても、いち日本人としても、楽しみにしています。

マーサー 組織・人事変革コンサルティング部門の魅力・仕事のやりがい

組織・人事変革コンサルティング部門の魅力や仕事のやりがいは何でしょうか。

マーサーは、組織や人に関わるあらゆる課題に対応することができる知見と、人、体制が整っているファームです。

組織・人事変革コンサルティング部門の他にも、人事に関わる様々な情報を収集・蓄積・提供しているインフォメーションソリューション部門、年金・退職金制度の構築から数理計算、投資運用、福利厚生に関わるコンサルティングを行っている各専門部門があり、組織・人事に関わるあらゆる領域について、サービスをご提供することができます。

私はコンサルタントとして、クライアントの抱えている課題に対して“我々はお応えすることができません”とお伝えすることはしたくない、とずっと思ってきました。マーサーにおいては、他チームと連携しながらクライアントのあらゆる課題解決のお手伝いをできることはもちろんですが、そのプロセスを通じて、自身もこうした幅広いサービスへの理解・経験を深めていけることに喜びを感じています。

また、前述した企業も含め、クライアント企業は有り難いことに日本を代表する企業様が大半を占めています。こうしたトップティアの企業の経営陣や、その中枢にいらっしゃる非常に優秀なメンバーの皆様と日常的にお仕事をご一緒させて頂くことは、時に厳しく大変な局面もありますが、他ファームではなかなか得がたい経験であると思っています。

マーサー 組織・人事変革コンサルティング部門のワークスタイル

組織・人事変革コンサルティング部門におけるワークスタイルについて教えてください。

マーサー 組織・人事変革コンサルティング部門のワークスタイル マーサーの組織・人事変革コンサルティング部門には、多様なバックグラウンドを持った人材が集まっています。具体的には、戦略・会計など他領域のコンサルティングファームの出身者や、企業の人事部・経営企画部等の経験者、ベンチャーキャピタルや金融業界の出身者等がいます。

マーサーではこうした社員の多様性を尊重しており、個々人が最もパフォーマンスを向上できる環境・スタイルでの勤務をして頂くことが望ましいと考えています。

他部門も含めて、社員同士のコミュニケーションを通じてお互いを理解するプロセスを重視しつつ、日常的な業務遂行環境については、個人の裁量に任せることが基本のスタイルになっています。

社員はその日の状況や家族の事情も踏まえて、自宅や社外など、オフィス以外の場所で勤務を行ったり、早朝から仕事を開始し夕方には勤務を終えるなど、柔軟な働き方を選択しています。

自分自身が生産性の良い働き方を選択できるという自由度を個人的にも嬉しく思いますし、核家族化が進み、様々な家族のイベントが与える個人の生活への影響が大きくなる昨今において、サステナビリティの観点からも柔軟なワークスタイルを選択できることは重要なことと思っています。

マーサーを志望する候補者に向けてのメッセージ

最後に、マーサー 組織・人事変革コンサルティング部門を志望される候補者の方々に向けてメッセージをいただけますか。

マーサーは、組織・人事領域のコンサルティングにおいて、間違いなくリーディングカンパニーであるといえます。これにより、国・業界のリーディングカンパニーがクライアントであること、および優秀な社員が集まってくる点は大きなメリットといえます。一方で、クライアントからの期待値もそれに応じて高くなり、常に豊富な知見に基づいたアドバイザリーを求められる点は、プレッシャーでもあります。このプレッシャーを楽しみ、クライアント・同僚と共に成長していくことを喜びに感じられる方は、マーサーに向いていると思います。

また、人を“経営資源”や“コスト”として数字で理解することができることと、個人としての社員の“気持ち”や“感覚”を十分に想像できること、この2つをバランスよく考える・感じることができ、それを楽しめることも重要だと思っています。

ロジックだけで理想的な仕組みを作っても、それを実際に浸透させることができなければ、コンサルタントとしての価値を十分発揮できたとはいえません。マーサーでは規模の大きな企業様がクライアントに多いこともあり、運用・浸透が課題になることも多いため、特に重要になると考えています。

組織・人事領域でのコンサルタントとしてキャリアを築いていきたいとお考えの方にとって、マーサーは最適な環境だと思っています。多様な人材が集まるマーサーの中で、また変化の最中にあるクライアント企業の皆様と、共に成長し、変化することを楽しめる方とご一緒できることを楽しみにしています。
白井様、照山様、本日はお忙しいところ本当にありがとうございました。

関連情報

マーサージャパン

世界44カ国以上約180都市に拠点を持ち、約23,000名以上のスタッフを擁する世界最大級の組織人事マネジメントコンサルティング会社。組織人事に関するフルラインサービスを展開。

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