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教育支援 管理職の人材マネジメント力強化:ヒューマンロジック研究所


大手エレクトロニクス企業A社では、現場のチーム力強化に取り組んでいました。開発・設計現場では、課長クラスがリーダーを努め、10人~20人規模のほぼ固定されたメンバーで成果を上げることが前提でした。本事業部の人事部門では、チームリーダーらに負担をかけず、固定されたメンバーの力をどう引き出していったらいいか模索していました。その中、2005年より本社の次世代幹部候補向けの研修で導入されていたFFS理論を知り、チーム力を高めるベースとしてFFS理論が役立つと判断し、2008年より導入しました。

ソリューションのプロセス

1.FFS診断を受ける
課長クラスも含め全員がFFS診断を受検

2.チームを分析する
弊社でFFSデータから各チームの関係性を分析

3.事前課題(分析報告会1週間前)
・課長クラスに日頃のメンバーへの接し方を振り返ってもらう
・数枚にまとめてもらい事前に提出

4.分析報告会の実施(1日 休日に集まってもらい研修ではなく、報告会という形で実施)
・チームエクササイズで個性の違いを体感、FFS理論を学ぶ
・自身のマネジメントの癖を知る
・チームの分析結果とメンバーの個性をフィードバック
・日頃の認識のズレやギャップを確認してもらう→接し方、指導の改善方法を考える
→翌日から即実践へ

コンサルティングの成果

勉強会の3ヶ月後の課長クラスへのヒアリングで「発言が増えて、後輩の面倒を見るようになった」「反抗的な態度が減ってパフォーマンスが上がった」など自分が変わったことでメンバーも変わったという意見が多数聞かれました。「自分のストレスが軽減して楽になった」という課長もいました。人事部では、特定の人の対応の相談の他、「プロジェクトを組みたいがどういうメンバーを集めれば議論が活溌になるだろうか」という依頼も受けるようになりました。こうした変化からチームビルディングへの意識は確実に高まってきており、効果も上がっていることが分かりました。プロジェクト発足にあたっては一部編成を試み、期待した成果が出されました。
本取り組みが好評だったかことから他の事業部門にも拡がり、現在10事業部門5,000人以上の社員がFFS診断を受検し、500人以上の管理職がチームビルディング研修を受講しました。

※FFS(Five Factors & Stress)理論:「ストレスと性格」の研究において開発された理論であり、人が意識的、無意識的に考え、行動するパターンを5因子で計量し、ストレス値においてポジティブな反応か、ネガティブな反応か分析する。その人が保有している潜在的な強みを客観的に明らかにすることができる。

ヒューマンロジック研究所について

http://www.human-logic.jp/results/education_case001.php



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