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グローバル年金ガバナンス:マーサー
日系グローバルA社の欧州主要拠点では、長年運営している退職給付型年金制度の改定に先立ち財政再計算を行いました。積立不足の総額は日本円にして数百億円規模で、再計算の結果、掛金の大幅な増額案が本社に報告されました。日本企業ではまだ前例の少ないグローバル年金ガバナンスに取り組んできたA社財務は、この掛金の増額リスクを契機として子会社の年金制度改定を含む本社主導の管理体制の構築に着手しました。
年金制度に関わるリスクが本社財務に与える影響は決して小さいものではありません。A社は、年金制度改定に伴うファイナンシャルリスクを最小限に留め、一定のガバナンスを効かせる必要があると判断、現地拠点運営の独立性を担保しつつ、法制度の違う海外における年金制度改革をコントロールするために、商慣習を含めて現地の状況を的確に把握した上で、財務部と人事部のプロジェクトチームを作り、本社の意向を伝えていくことになりました。
A社の要請を受けたマーサーは日本と欧州現地オフィスのコンサルタントがそれぞれA社及びA社の現地拠点を支援するグローバル四極体制でチームを組成し、本社の意向が適切に反映されるよう海外現地での年金制度改革を支援しました。
【コンサルティング内容】
・財政再計算の結果についての説明支援
・掛金額決定に際しての戦略的交渉アドバイス
・本社年金コミッティーの子会社制度改定に関する方針策定支援
・本社方針の導入支援
・(欧州現地側支援)年金制度案の設計支援
マーサーについて
年金コンサルタントについて 転職・採用情報
http://www.mercer.co.jp/insights/point/2010/case-01-global-pension-governance.html
組織人事コンサルティング プロジェクト事例
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戦略的人事マネジメント(SHRM)
2000年あたりまでは組織人事コンサルティングは人事制度に焦点を絞ったプロジェクトが主流でしたが、近年では人事にも経営的観点を求められています。
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リーダーシップ開発
近年、組織開発の中でも特に話題のテーマになっていますが、定番手法は存在していません。社内MBA、ヤングアドバイザリーボードなど、さまざまな方法が考えられて、各社で導入されています。
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組織開発
組織開発とは「組織が優れたリーダーシップによって統率され、効果的なチームワークにより支えられ、多様なメンバーが価値観を共有しながら一体となって変革を推進できるようにする」コンサルティングです。
組織人事コンサルタントについて
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組織人事コンサルタントと言っても、その仕事内容は求められる問題解決シーンによって多岐にわたっています。
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組織人事コンサルタントになるには、どのような資質や経験・スキルが必要なのでしょうか?
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キャリアアップを目指す場合や、現職でのやりがいや報酬に不満がある場合など、転職を決意する背後にあるさまざまな要因をご紹介。
これらの要因を理解し、自分の転職活動にどう活かすかを考えることで、成功の確率を高めましょう。
どのファームがどのような業界に強みを持っているのか、またそのファームの企業文化や働き方の特徴を把握することで、自分のキャリアに最適な転職先を選ぶ際の参考にすることができます。
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