
組織人事コンサルタントや事業会社人事など、組織・人事に関わる様々なポジションへの転職について様々な視点でご紹介いたします。
組織人事コンサルタント転職 トップ > 主要ファーム一覧 > 大手コンサル転職【2025年最新】主要ファームの年収・採用情報比較
現代は、あらゆる企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)、AIの導入、サステナビリティへの対応、そしてグローバルなM&Aといった、かつてないほど複雑で重要な経営課題に直面する「VUCAの時代」です。このような先行き不透明な時代において、企業の変革を外部から支援するプロフェッショナル集団、コンサルティングファームの重要性は飛躍的に高まっています。その結果、コンサルタントというキャリアは、自身の専門性を高め、社会に大きなインパクトを与えたいと考える優秀な人材にとって、非常に魅力的な選択肢となっています。
しかし、一口に「大手コンサル」と言っても、その内実は千差万別です。企業のトップレベルの戦略を扱う「戦略コンサル」、上流から実行までを担う「総合コンサル」、金融やM&Aに特化する「FAS」、そして日本市場に根差した「日系」など、その種類は多岐にわたります。各ファームが持つカルチャー、強み、働き方、そしてキャリアパスは大きく異なり、どのファームが自分にとって最適かを見極めることは、決して容易ではありません。
このページでは、Googleで「コンサル 大手」などで検索された求職者様の疑問やニーズに完全に応えるべく、私たちの持つ知見を総動員しました。大手コンサルティングファームの全体像を掴むための「業界地図」から、最新データに基づく「各種ランキング」、そして一社一社の実態に迫る「ファーム徹底比較」まで、転職を成功させるために不可欠な情報を網羅しています。
この記事を読み終える頃には、求職者様はコンサルティング業界の全体像を明確に理解し、自身が進むべき道筋を描くための、確かな羅針盤を手にしていることでしょう。求職者様のキャリアにおける最高の「To be(あるべき姿)」を実現するため、まずはこの完全ガイドから、その第一歩を踏み出してください。
コンサルティング業界への転職を考える上で、まず理解すべきは、各ファームがどのような領域で価値を提供しているかという「分類」です。ファームの種類によって、手掛けるプロジェクトの性質、求められるスキル、そして得られる経験が大きく異なります。ここでは、主要なコンサルティングファームの分類と、それぞれの特徴を解説します。
企業の「人」と「組織」に関する課題解決に特化したファームです。人事制度の設計、人材育成体系の構築、リーダーシップ開発、組織風土の改革、M&Aに伴う組織統合などを専門としています。
企業の持続的な成長の原動力は、いつの時代も「人」と「組織」です。
しかし、多くの企業が「人材の育成が進まない」「組織の生産性が上がらない」「新しい人事制度がうまく機能しない」といった、複雑で根深い課題に直面しているのではないでしょうか。
組織人事コンサルティングは、そのような経営課題に対し、人事戦略の策定から実行までを専門的な知見と客観的な視点で支援するプロフェッショナルです。貴社の潜在能力を最大限に引き出し、競争優位性を確立するための重要なパートナーとなり得ます。
©組織人事コンサルタント転職のムービン
大企業の全社戦略、事業ポートフォリオの見直し、M&A戦略、海外新規市場への参入戦略といった、経営の最上流に関わる課題解決を専門とします。クライアントは国内外の大手企業が中心で、CEOや役員クラスと直接対峙するプロジェクトが多く、極めて高い論理的思考力と分析力が求められます。近年では、戦略におけるデジタル化の重要性が増したため、本来は総合コンサルファームが手掛けていたIT領域にも進出する傾向が見られます。代表的なファームとして、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ、ベイン・アンド・カンパニーの3社は「MBB」と総称され、業界を牽引する存在です。
外資系トップファームをはじめとした大企業の経営レベルの課題解決に従事するコンサルティングファームです。近年、経営戦略の立案から定着化、実行支援、IT・デジタルなど多様化する課題に対応するためにソリューションの幅も広がっています。組織人事領域だけに専門特化するのではなく、経営全般のコンサルティングに関わることが可能です。
©組織人事コンサルタント転職のムービン
戦略立案から業務改革、組織人事、ITシステムの導入・実行支援まで、企業の経営課題を包括的に支援するのが総合コンサルファームです。クライアントの課題に応じて、多様な専門性を持つコンサルタントがチームを組んで対応します。その出自によって、いくつかの系統に分けられます。
Big4(監査法人系)
デロイト、PwC、EY、KPMGという世界4大会計事務所(Big4)を母体とするファーム群です。会計・監査法人との強固な連携と、世界中に広がるグローバルネットワークを活かした大規模なプロジェクトが特徴です。
グローバル、大規模ファーム
特定の資本系列に属さず、独自のポジションを築いているファームです。アクセンチュアやベイカレント・コンサルティングなどが代表例で、特にITやデジタル領域に強みを持つファームが多いです。
世界最大規模のグローバルコンサルティングファームや、日本発でグローバル展開をする総合ファーム等も、組織人事コンサルティングを専門に手掛ける部門が存在します。
HR領域のDX支援や、なかにはクライアント企業とのジョイントベンチャー設立・設立後の組織づくり・人事制度企画~運用までも支援するプロジェクトもあるのが大きな特徴のひとつです。
©組織人事コンサルタント転職のムービン
大手金融機関や事業会社が、リサーチや研究を目的として設立した組織が母体です。官公庁向けの政策提言や調査研究で培った高いリサーチ能力を強みとし、民間企業向けのコンサルティングも手掛けます。野村総合研究所(NRI)や三菱総合研究所(MRI)などが代表格です。
シンクタンク(Think Tank)は、独立した立場から社会の様々な課題を調査・分析する専門家集団です。彼らが発表するレポートや提言は、各国の政策ブレインとして、また、世論を動かす重要な羅針盤として、世界中で注目されています。
そして、その活動はレポートの発表に留まりません。多くのシンクタンクは、蓄積した知見と分析力を武器に、政府や企業の戦略パートナーとして課題解決を支援するコンサルティング・サービスも提供しており、まさに「実践的な知性」として社会を動かしています。
©組織人事コンサルタント転職のムービン
企業のIT戦略立案、基幹システム(ERP)の導入、クラウド移行、DX推進など、テクノロジーを軸としたコンサルティングを提供します。大手IT企業やシステムインテグレーター(SIer)から派生したファームが多く、技術的な知見と実行力が強みです。近年、ビジネスとITは不可分であるため、総合コンサルファームとの境界は曖昧になりつつあります。
M&A、企業再生、事業再編、不正調査(フォレンジック)など、財務・金融に関する高度な専門サービスを提供します。特にBig4系のファームは、監査法人としてのバックグラウンドを活かし、この領域で大きな存在感を示しています。M&Aのプロセス全体を支援する「M&Aアドバイザリー」や、企業の財務状況を詳細に調査する「デューデリジェンス」などが主要な業務です。
これらの分類を一覧で確認することで、業界の全体像をより明確に把握できます。
分類 | 主な役割・特徴 | 代表的なファーム |
---|---|---|
組織人事コンサル | 人事制度設計、人材育成、組織開発など「人・組織」に特化した課題解決。 | マーサー・ジャパン, コーン・フェリー, ウィリス・タワーズワトソン, リクルートマネジメントソリューションズ(RMS), グロービス, リンクアンドモチベーション |
戦略コンサル | 経営層に対する全社戦略、M&A戦略など最上流の課題解決を支援。 | マッキンゼー・アンド・カンパニー, ボストン コンサルティング グループ(BCG), ベイン・アンド・カンパニー, A.T. カーニー, ローランド・ベルガー |
総合コンサル | 戦略から業務改革、IT導入まで、企業の課題を包括的に支援。 | 【Big4】 デロイト トーマツ コンサルティング(DTC), PwCコンサルティング, EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC), KPMGコンサルティング |
シンクタンク | 官公庁向けリサーチや政策提言を起点に、民間企業へもコンサルティングを提供。 | 野村総合研究所, 三菱総合研究所, 日本総合研究所, 三菱UFJリサーチ&コンサルティング, NTTデータ経営研究所 |
ITコンサル | IT戦略、システム導入、DX推進などテクノロジーを軸としたコンサルティング。 | 日本IBM, シンプレクス, ディルバート, フューチャーアーキテクト |
FAS | M&Aアドバイザリー、事業再生、不正調査など財務関連の専門サービスを提供。 | PwCアドバイザリー, KPMG FAS, デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA), EYストラテジー・アンド・コンサルティング (FAS部門) |
転職を検討する上で、企業の「ランキング」は誰もが気になる情報です。しかし、一口にランキングと言っても、売上高、平均年収、従業員満足度など、どの指標を基にするかで順位は大きく変動します。例えば、公開されている有価証券報告書のデータと、社員の口コミサイトのデータでは、同じ企業でも年収額に差異が見られることが少なくありません。これは、ボーナスや残業代の計算方法、データの集計年度などが異なるためです。
したがって、専門家の視点から見ると、単一のランキングを鵜呑みにするのではなく、複数の指標を多角的に捉え、各ファームがどの「層(ティア)」に位置するのか、そしてどのような「傾向」があるのかを理解することが極めて重要です。ここでは、「日系」と「外資系」に分け、複数の指標を組み合わせた最新のランキングをご紹介します。
日系ファームは、安定した経営基盤と国内市場での高いプレゼンスが特徴です。特にシンクタンク系や大手SIerから発展したファームが上位を占めています。
順位 | ファーム名 | 売上高 (連結) | 平均年収 (推定) | 特徴 |
---|---|---|---|---|
1 | 1,080億円 (ITコンサル部門) | 1,232万円 | シンクタンクを起点とし、コンサルティングとITソリューションを融合させた「コンソリューション」が強み。金融業界に圧倒的なプレゼンス。 | |
2 | 991億円 | 807万円 | 日本発のグローバルコンサルティングファーム。アジアを中心に強固なネットワークを持つ。クライアントは花王、三井物産など大手多数。 | |
3 | ベイカレント・コンサルティング | 948億円 (2024年2月期) | 1,106万円 | SIerから戦略コンサルへと大きく舵を切り急成長。戦略からDX、実行支援までワンストップで提供。近年、優秀な人材が集結。 |
4 | 1,114億円 (2023年9月期) | 1,113万円 | 五大シンクタンクの一つ。官公庁向けの調査研究に強みを持ちつつ、民間企業へのコンサルティングも展開。 | |
5 | 100億円 (2023年3月期) | 1,086万円 | 「ビジネスプロデュース」を掲げ、大企業の新規事業創出や戦略策定に強みを持つ戦略ブティックファーム。 |
注:売上高、平均年収は複数の情報源を基にした参考値であり、年度や集計方法によって変動します。
このランキングから、野村総合研究所が売上・年収ともにトップクラスであることが分かります。また、ベイカレント・コンサルティングは、高い年収水準で優秀な人材を惹きつけ、急成長を遂げていることが見て取れます。アビームコンサルティングは、売上規模で圧倒的な存在感を放っており、安定した環境で大規模なプロジェクトに携わりたい候補者にとって魅力的です。
外資系ファームは、世界基準の高い報酬体系と、実力主義のカルチャーが特徴です。特に戦略コンサルファームは、極めて高い年収水準で知られています。ここでは、年収だけでなく、働きがいやカルチャーを反映する「待遇満足度」も加味して見ていきましょう。
順位 | ファーム名 | 平均年収 (推定) | 待遇満足度 (OpenWork) | 特徴 |
---|---|---|---|---|
1 | 1,414万円 | 4.79 | 戦略コンサルトップファーム「MBB」の一角。知的で協力的なカルチャーで知られ、Glassdoor「働きやすい企業」ランキングで常に上位にランクイン。 | |
2 | 1,174万円 | 4.75 | 「MBB」の一角。「結果主義」を徹底し、クライアントの株価と連動した成功報酬モデルも採用。チームワークを重視する文化。 | |
3 | 1,239万円 | 4.70 | 世界最高峰の戦略ファーム「MBB」の一角。圧倒的なブランド力と「One Firm Policy」に基づくグローバルな知見の共有が強み。 | |
4 | 1,361万円 | 4.57 | 「MBB」に次ぐティアに位置する戦略ファーム。特にコスト削減やオペレーション改革に定評がある。 | |
5 | 945万円 | 4.40 | Big4の中でも戦略部門(Strategy&)を擁し、戦略から実行まで一貫して支援。グローバルネットワークを活かした大規模案件が豊富。 |
注:平均年収、待遇満足度は複数の情報源を基にした参考値であり、回答者の役職や年度によって変動します。
外資系では、戦略コンサルの「MBB」が年収・満足度ともに非常に高い水準にあることが一目瞭然です。特にBCGやベインは、激務な環境ながらも、協力的なカルチャーや成長機会が高く評価されており、「働きがい」を重視する候補者から絶大な人気を誇ります。Big4系ファームも高い水準にありますが、戦略コンサルと比較すると年収には差が見られます。これは、手掛けるプロジェクトの単価やビジネスモデルの違いを反映しています。
ランキングで全体像を掴んだ後は、個別のファームがどのような特徴を持つのかを深く理解することが重要です。ここでは、転職希望者からの人気が高い主要ファームをピックアップし、「企業概要」「強み・特徴」「働き方のリアル」「キャリアパスと求める人物像」、そして私たちムービンだからこそ提供できる「最新の採用動向と選考のポイント」という5つの観点から徹底的に解剖します。
公式情報だけでなく、社員の口コミなどから見える「リアルな姿」を組み合わせることで、より立体的で解像度の高い企業理解を促します。
企業概要
世界40カ国以上でサービスを提供するグローバルな組織・人事コンサルティングファーム。世界的なプロフェッショナルサービス企業であるマーシュ・アンド・マクレナン・カンパニーズ(MMC)グループの一員です。日本法人は1978年に設立されました。
公式サイト: http://www.mercer.co.jp/
代表者: 代表取締役社長 草鹿 泰士
強み・特徴
組織変革、人事制度構築、福利厚生、M&Aアドバイザリー、グローバル人材マネジメントなど、「人・組織」に関するあらゆる課題を網羅するコンサルティングサービスが最大の強みです。特に、組織・人事分野におけるM&A専門部隊を国内で唯一有しており、グローバルで蓄積された豊富なナレッジを活かした制度設計に定評があります。
働き方のリアル
外資系ファームでありながら「Up or Out」の文化はなく、長期的なキャリア形成が可能です。月の平均残業時間は40〜50時間程度で、会社として45時間以内に収めるよう運営されています。リモートワークやフレックス制度も導入されており、柔軟な働き方ができます。福利厚生も充実しており、外資系では珍しく退職金制度も設けられています。社員からは、若手でも大きな裁量権を持ってクライアントと直接折衝する機会を得られる点が評価されています。
キャリアパスと求める人物像
キャリアパスは、アソシエイトから始まり、コンサルタント、マネージャー、プリンシパル、パートナーへと昇進していく明確な階梯が用意されています。求めるのは、論理的思考力と成長意欲はもちろんのこと、人と組織への強い関心、協調性、そして多様性への理解を持つ人材です。
【ムービン独自情報】最新の採用動向と選考のポイント
通年で中途採用を積極的に行っており、人事領域ではトップクラスの人気を誇ります。転職難易度は非常に高く、コンサルティング経験者や事業会社での人事企画・M&A経験などが求められます。選考は書類選考、適性検査、そしてマネージャーから部門トップまで3〜4回の面接で構成されます。面接では「なぜマーサーなのか」という志望動機が深く問われ、フェルミ面接が実施されることもあります。
企業概要
1992年に堀義人氏によって設立。「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う」をビジョンに掲げています。事業の3本柱は、グロービス経営大学院を運営する「ヒト(人材育成・組織開発)」、ベンチャー投資を行う「カネ(グロービス・キャピタル・パートナーズ)」、出版やメディア運営を行う「チエ(経営ノウハウの発信)」です。
公式サイト: https://globis.co.jp/
代表者: 代表取締役 堀 義人
強み・特徴
日本最大級のビジネススクール運営で培った圧倒的なブランド力と、実践的な経営知見が最大の強みです。法人向け研修、個人向けのスクールや動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」、ベンチャー投資、出版まで、多角的に事業を展開し、それぞれが連携することで独自の価値を創出しています。
働き方のリアル
コアタイムのないフレックス勤務制度があり、個人の裁量で柔軟にスケジュールを調整できます。平均残業時間は月20〜35時間程度ですが、担当案件によっては繁忙期や休日の研修対応が発生することもあります。組織は非常にフラットで、経営層とも気軽に話せる風通しの良い文化です。社員価格で経営大学院に通えるなど、自己成長への支援が手厚い点も魅力です。
キャリアパスと求める人物像
人材・開発コンサルタントから、プロダクトオーナー、テックリード、データサイエンティストまで、多様な職種とキャリアパスが存在します。グロービスの理念に共感し、自ら学び成長する意欲のある人材を求めています。法人営業経験や社内外の関係者との折衝経験などが歓迎されます。
【ムービン独自情報】最新の採用動向と選考のポイント
事業拡大に伴い、様々なポジションで積極的に採用活動を行っています。選考プロセスは書類選考と複数回の面接が基本で、ポジションによっては「グロービスで何をしたいか」を問うエッセイの提出が求められることもあります。面接では、転職理由や志望動機、特に「なぜグロービスなのか」という点が深掘りされます。自身のキャリアプランとグロービスで実現したいことを一貫性を持って語ることが重要です。
企業概要
リクルートグループの中核を担う人材サービス企業で、1963年創業の長い歴史を持ちます。人材採用から育成、組織開発、人事制度構築まで、人・組織に関するあらゆる課題解決を支援しています。
公式サイト: https://www.recruit-ms.co.jp/
代表者: 代表取締役社長 山﨑 淳
強み・特徴
人事コンサルティングや企業研修の分野で国内トップクラスの売上を誇り、リクルートグループの強力なブランド力と顧客基盤が強みです。社内に「組織行動研究所」や「測定技術研究所」といった研究開発部門を持ち、科学的根拠に基づいた質の高いソリューションを提供できる体制が整っています。
働き方のリアル
社員満足度が非常に高く、「ホワイト企業」として知られています。女性社員が多く活躍しており、育児との両立を支援する制度も充実しています。評価制度は年功序列ではなく、年齢や社歴に関わらず個人の実力と成果が評価される仕組みです。社員の口コミ評価も総じて高く、安心して働ける環境が整っています。
キャリアパスと求める人物像
新卒・中途ともに総合職として採用され、本人の希望や適性に応じてソリューションプランナー(営業)、コンサルタント、研究開発、企画など多様な職種を経験します。等級制度が設けられており、定期昇給ではなく年2回の見直しによって実力に応じた昇格が可能です。社会人経験があり、企画職やプロジェクトリーダーの経験を持つ人材が歓迎されます。
【ムービン独自情報】最新の採用動向と選考のポイント
通年でキャリア採用を行っており、様々な業界の出身者が活躍しています。人気企業のため転職難易度は高いですが、門戸は広く開かれています。選考プロセスは、適性検査(テストセンター)と2〜4回程度の面接で構成されます。自身の経験を基に、RMSでどのように価値貢献できるかを具体的に示すことが重要です。
企業概要
2000年に設立され、東証プライム市場に上場する経営コンサルティング会社。経営学や心理学を統合した独自の基幹技術「モチベーションエンジニアリング」を軸に、組織と個人の変革を支援しています。
公式サイト: https://www.lmi.ne.jp/
代表者: 代表取締役会長 小笹 芳央 / 代表取締役社長 坂下 英樹
強み・特徴
「モチベーション」という独自の切り口で、採用、育成、制度、風土に関するコンサルティングを一貫して提供します。また、診断・変革ツールとしてSaaSプロダクト「モチベーションクラウド」を開発・提供しており、コンサルティングとテクノロジーを融合させたソリューションが強みです。
働き方のリアル
独自のカルチャーから「宗教的」と評されることもありますが、これは理念への共感を重視する社風の裏返しでもあります。平均残業時間は月30時間程度と管理されており、ワークライフバランスは比較的良好です。社員からは「挑戦する機会が多い」「風通しが良い」といった声が多く、活気のある職場環境です。評価は四半期ごとに行われ、成長のサイクルが早いのが特徴です。
キャリアパスと求める人物像
組織・人事コンサルタントや法人営業職のほか、プロダクト開発に関わるエンジニア、デザイナー、データサイエンティストなど、多様なポジションで採用を行っています。求めるのは、同社の理念に強く共感し、主体的に成長しようとする意欲のある人材です。営業経験などが歓迎されます。
【ムービン独自情報】最新の採用動向と選考のポイント
転職市場での人気は非常に高く、採用難易度は高いです。選考は、適性検査、書類選考、そして2〜3回の面接で構成されます。面接では論理的思考力やコミュニケーション能力に加え、同社のカルチャーへのフィット感が厳しく見られます。ケース面接が行われることもあるため、事前準備が不可欠です。
企業概要
世界65カ国以上に拠点を持ち、約45,000人の従業員を擁する世界最高峰の戦略コンサルティングファームです。日本法人は1971年にアジア初の拠点として東京に開設されました。
公式サイト: https://www.mckinsey.com/jp
日本拠点: 東京
日本代表: 岩谷 直幸
強み・特徴
最大の強みは、グローバルで一つの組織として機能する「One Firm Policy」です。これにより、世界中の専門知識や事例を瞬時に共有し、クライアントに最適なソリューションを提供できます。自動車、ヘルスケア、消費財など、あらゆる業界に対して深い知見を持ち、企業のグローバル化や競争優位性の維持を強力に支援しています。採用プロセスは世界で最も厳しいものの一つと広く認識されており、そのブランド力は絶大です。
働き方のリアル
「Up or Out(昇進か、さもなくば去れ)」という言葉に象徴されるように、極めて高い成果が求められる厳しい環境です。しかし、それは単なる長時間労働ではなく、最高品質のアウトプットを出すための知的生産性を極限まで高めることを意味します。若いうちから経営層と対峙することで視座が上がり、圧倒的なスピードで論理的思考力や問題解決能力を鍛えられる環境は、成長意欲の高い人材にとって最高の舞台と言えます。
キャリアパスと求める人物像
ビジネスアナリストから始まり、アソシエイト、エンゲージメント・マネージャー、そしてパートナーへと続く明確なキャリアパスが用意されています。求めるのは、構造化された問題解決能力、リーダーシップ、そしてクライアントに真のインパクトを与えることへの情熱を持つ人材です。
【ムービン独自情報】最新の採用動向と選考のポイント
通年で優秀な人材を積極的に採用しています。特にデジタルやサステナビリティといった成長領域での専門性を持つ人材へのニーズは高いです。選考は複数回のケース面接が中心となります。マッキンゼーのケースは、論理的思考力はもちろん、思考の柔軟性やコミュニケーション能力も厳しく評価されます。単に正解を出すだけでなく、面接官とのディスカッションを通じて仮説を深化させていく姿勢が重要です。
企業概要
世界50カ国、90以上の都市に拠点を持ち、約30,000人のスタッフを擁するグローバル戦略ファーム。日本法人は東京、名古屋、大阪、京都、福岡にオフィスを構え、約1,200名のスタッフが在籍しています。
公式サイト: https://www.bcg.com/ja-jp/
日本拠点: 東京
日本代表: 秋池 玲子、内田 有希昌(共同代表)
強み・特徴
「知の創造」を重視し、PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)に代表される数々の経営コンセプトを世に送り出してきました。現在は、AI、サステナビリティ、デジタルトランスフォーメーションといった最先端のテーマでクライアントを支援しています。非営利部門「Centre for Public Impact」を通じて政府機関の成果向上を支援するなど、社会貢献活動にも積極的です。
働き方のリアル
BCGは「働きやすい企業」として世界的に高い評価を得ています。2018年には女性が働きやすい職場作りを支援する「Catalystアワード」を受賞。社員の口コミでは、知的で謙虚な同僚との協力的なチームワーク、そして若手の成長を積極的に支援する強力なメンターシップが高く評価されています。もちろん業務はハードですが、単なる根性論ではなく、チームで成果を出すというカルチャーが根付いています。
キャリアパスと求める人物像
新卒・中途ともに、コンサルタントとしてのキャリアを歩みます。BCGが求めるのは「Spiky」な人材、つまり、何らかの分野で突出した強みや情熱を持つ人材です。多様なバックグラウンドを持つメンバーがチームを組むことで、革新的なアイデアが生まれると考えています。
【ムービン独自情報】最新の採用動向と選考のポイント
新卒採用、中途採用ともに積極的に行っています。特に、デジタルやデータサイエンスのバックグラウンドを持つ人材の採用を強化しています。選考ではケース面接に加え、候補者の人柄やカルチャーフィットも重視されます。BCGのカルチャーである「協調性」や「知的好奇心」を示すことが、選考を突破する上で重要な鍵となります。
企業概要
1973年創業。世界40カ国に65の拠点を展開するグローバル戦略ファーム。東京オフィスは港区ミッドタウン・タワーにあります。
公式サイト: https://www.bain.com/ja/
日本拠点: 東京
日本代表: デイヴ マイケルズ
強み・特徴
「結果主義」を標榜し、クライアントの業績向上にコミットする姿勢が最大の特徴です。単に戦略を提言するだけでなく、クライアントと協働して「結果」を出すことにこだわります。プライベート・エクイティ・ファンドとの強固な関係もベインの強みであり、M&Aや企業価値向上に関するプロジェクトを数多く手掛けています。
働き方のリアル
Glassdoorの「働きやすい企業」ランキングで過去7回も1位を獲得するなど、社員からの評価が極めて高いファームです。社員の口コミでは、「圧倒的に優秀で誠実なメンバー」「互いにリスペクトを持ってフィードバックし合う文化」「チームワークを大切にする風土」などが魅力として挙げられています。プロジェクト期間中は多忙ですが、休日の有効活用への意識も高く、オンとオフのメリハリを重視する文化があります。
キャリアパスと求める人物像
評価制度は「Problem Solving(問題解決能力)」が重視されます。昇進のためには、一つ上の役職の仕事がこなせるかどうかが問われます。求める人物像は、結果への強いこだわりを持ち、チームの一員として貢献できる、情熱的で誠実な人材です。
【ムービン独自情報】最新の採用動向と選考のポイント
ベインも通年で採用活動を行っています。選考プロセスは、書類選考、筆記試験、複数回のケース面接で構成されます。ベインのケース面接は、極めて実践的で、実際のプロジェクトに近い形式で行われることが多いです。分析力だけでなく、クライアントの立場に立った思考や、説得力のあるコミュニケーション能力が試されます。
外資系トップファームをはじめとした大企業の経営レベルの課題解決に従事するコンサルティングファームです。近年、経営戦略の立案から定着化、実行支援、IT・デジタルなど多様化する課題に対応するためにソリューションの幅も広がっています。組織人事領域だけに専門特化するのではなく、経営全般のコンサルティングに関わることが可能です。
©組織人事コンサルタント転職のムービン
企業概要
世界中に拠点を持ち、約74万人の従業員を擁する世界最大級の総合コンサルティングファーム。アイルランドに本社を置き、日本法人は1989年に設立されました。
公式サイト: https://www.accenture.com/jp-ja
日本法人社長: 江川 昌史
強み・特徴
「ストラテジー&コンサルティング」「ソング(旧デジタル)」「テクノロジー」「オペレーションズ」「インダストリーX」の5つの領域で、戦略から実行までエンドツーエンドのサービスを提供できるのが最大の強みです。特に、AI、クラウド、データ&アナリティクスといった最新テクノロジーを活用したDX支援では他社の追随を許しません。世界中のリーディングカンパニーを変革してきた豊富な実績と、グローバルな知見が強固な基盤となっています。
働き方のリアル
「Project PRIDE」という働き方改革を推進しており、残業時間の削減やリモートワークの徹底など、ワークライフバランスの改善に積極的に取り組んでいます。社内異動制度「キャリアズ・マーケットプレイス」が活発で、自身のキャリア志向に合わせて部門やプロジェクトを柔軟に選択できるのが大きな魅力です。多様性を尊重する「インクルージョン&ダイバーシティ」も企業文化の中核です。
キャリアパスと求める人物像
多様なキャリアパスが用意されており、コンサルタント職だけでなく、データサイエンティスト、エンジニア、クリエイティブ職など、専門性を活かせるポジションが豊富です。求めるのは、変化を恐れず、テクノロジーと人間の創意工夫を融合させて新たな価値を創造できる「チェンジメーカー」です。
【ムービン独自情報】最新の採用動向と選考のポイント
事業拡大に伴い、全領域で非常に大規模な採用を継続しています。特にテクノロジー、AI、セキュリティ、インダストリーX(製造業向けDX)の領域は採用ニーズが旺盛です。未経験者向けのポテンシャル採用も積極的に行っており、多様なバックグラウンドを持つ人材に門戸が開かれています。選考では、論理的思考力に加え、学習意欲の高さや変化への適応力が重視されます。
企業概要
世界最大級のプロフェッショナルファームであるデロイト トウシュ トーマツのメンバーファーム。日本におけるデロイト トーマツ グループの中核を担うコンサルティング会社です。従業員数は約4,890名(2025年5月末)。
公式サイト: https://www.deloitte.com/jp/ja.html
代表者: 代表執行役 神山 友佑、長川 知太郎
強み・特徴
デロイトのグローバルネットワークを活かし、提言から実行まで一貫したサービスを提供します。特に、インダストリー(産業)とファンクション(機能)のマトリクス組織が特徴で、各領域の専門家が連携してクライアントの複雑な課題に対応します。近年はHuman Capital(組織人事)、Cyber(サイバーセキュリティ)、Customer(顧客戦略)などの領域を強化しています。
働き方のリアル
口コミでは、優秀な同僚と刺激的な環境で働ける点が高く評価されています。一方で、プロジェクトによっては激務になることもありますが、近年は働き方改革が進み、以前よりはワークライフバランスが取りやすくなったとの声も聞かれます。リモートワークも浸透しており、柔軟な働き方が可能です。
キャリアパスと求める人物像
アナリストから始まり、コンサルタント、シニアコンサルタント、マネジャー、シニアマネジャー、パートナーへと昇進していきます。各役職で求められる役割が明確に定義されています。多様なバックグラウンドを持つ人材を求めており、常に新しいことに挑戦し、成長し続けたいという意欲のある人物が評価されます。
【ムービン独自情報】最新の採用動向と選考のポイント
全方位で採用活動を活発化させています。特に、組織人事、M&A、サプライチェーン、デジタル、サステナビリティ関連のコンサルタントのニーズが高いです。選考は、ケース面接とビヘイビア(行動特性)面接が中心です。ケース面接では論理的思考力や問題解決能力が、ビヘイビア面接ではデロイトのカルチャーへのフィットや過去の経験におけるリーダーシップなどが問われます。
企業概要
世界151カ国に36万人以上のスタッフを擁するPwCグローバルネットワークのメンバーファーム。戦略策定(Strategy)から実行(Execution)まで、総合的なサービスを提供します。
公式サイト: https://www.pwc.com/jp/ja/
代表者: 代表執行役CEO 安井 正樹
強み・特徴
戦略部門「Strategy&」を擁し、Big4の中でも特に戦略領域に強みを持つのが特徴です。また、「ビジネストランスフォーメーション」「テクノロジー&デジタル」「トラスト」といった領域を設け、企業の変革を多角的に支援します。PwC Japanグループ内の監査、税務、FAS部門との連携(コレクティブインパクト)により、複雑な課題に対して統合的なソリューションを提供できる点が強みです。
働き方のリアル
「Be well, work well.」をスローガンに、社員のウェルビーイングを重視した働き方を推進しています。OpenWorkのデータによれば、月間平均残業時間は約50時間と、業界内では比較的コントロールされている傾向にあります。社員からは、個人のキャリアプランを尊重する文化や、充実した福利厚生制度を評価する声が挙がっています。
キャリアパスと求める人物像
個人の希望に応じてキャリアを選択できる制度が整っています。求めるのは、PwCのパーパスである「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」ことに共感し、クライアントや社会のために価値を創造したいという高い志を持つ人材です。
【ムービン独自情報】最新の採用動向と選考のポイント
全領域で採用を強化していますが、特にDX、サイバーセキュリティ、サステナビリティ(GX)関連のポジションはニーズが非常に高いです。選考では、専門性に加えて、チームで協働できるか、PwCのバリューに合致しているかといった点が重視されます。ケース面接では、具体的な打ち手を問われる実践的な問題が出題される傾向があります。
企業概要
2020年にEYアドバイザリー・アンド・コンサルティングとEYトランザクション・アドバイザリー・サービス(EYTAS)が統合して発足。これにより、戦略、M&A、テクノロジー、人事、リスクなど、極めて広範なサービスをワンストップで提供できる体制を構築しました。
公式サイト: https://www.ey.com/ja_jp/people/ey-strategy-and-consulting
代表者: 代表取締役社長 近藤 聡、代表取締役 吉川 聡
強み・特徴
「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」というパーパスを掲げています。旧EYTASの強みであるトランザクション(M&A)領域と、コンサルティング領域が融合したことで、企業の変革をライフサイクル全体で支援できるのが最大の強みです。特に戦略部門である「EY-Parthenon」は、グローバルで高い評価を得ています。
働き方のリアル
社員の口コミでは、「自由度が高い」「良い人が多い」といった声が多く、風通しの良いカルチャーが伺えます。リモートワークと対面のハイブリッドな働き方が浸透しており、個人の価値観や生活を尊重する文化があります。一方で、Big4他社と同様、プロジェクトの繁忙期には長時間労働になることもあります。
キャリアパスと求める人物像
新卒採用では、「ビジネスコンサルタント」「テクノロジーコンサルタント」「戦略コンサルタント」「M&Aフィナンシャルアドバイザー」など、専門領域別のコースが用意されています。第二新卒の採用も定期的に行っており、若手への門戸も広いです。多様なバックグラウンドを持つ人材を積極的に受け入れています。
【ムービン独自情報】最新の採用動向と選考のポイント
全領域で積極採用中です。特に、エネルギー業界向けIT戦略、サイバーセキュリティ、データ&アナリティクス、人事組織変革などの領域で採用ニーズが高まっています。コンサル未経験者も歓迎しており、事業会社での企画経験や特定の業界知識が評価されます。選考では、論理的思考力に加え、EYのパーパスへの共感や、チームで働く上での協調性が重視される傾向があります。
企業概要
世界143カ国に展開するKPMGのメンバーファーム。2014年に設立され、Big4の中でも後発ながら急成長を遂げています。
公式サイト: https://kpmg.com/jp/ja/home/about/kc.html
代表者: 代表取締役 関 穣、田口 篤、知野 雅彦
強み・特徴
「マネジメントコンサルティング」「リスクコンサルティング」「ディールアドバイザリー」の3つの領域を軸にサービスを展開しています。特に、KPMGの伝統的な強みであるリスク管理やガバナンス領域の知見を活かしたコンサルティングに定評があります。近年は、AIやサステナビリティといった最先端領域のサービス提供にも力を入れています。
働き方のリアル
評価制度は、スタッフクラスでは稼働率やプロジェクトへの貢献度が重視され、マネジメントクラスになると売上への貢献(セールス)の比重が高まります。比較的新しい組織であるため、自ら手を挙げれば若手でも新しいチャレンジができる風土があります。
キャリアパスと求める人物像
コンサルタント、シニアコンサルタント、マネジャー、シニアマネジャー、パートナーというキャリアパスが基本です。クライアントの信頼を勝ち取り、価値を提供することに情熱を注げるプロフェッショナルを求めています。
【ムービン独自情報】最新の採用動向と選考のポイント
事業拡大に伴い、ポテンシャル層から即戦力まで幅広く採用しています。特に、SAPやDynamics365といった特定のITソリューション経験者や、HRテクノロジー、サステナビリティ・ESG関連の専門家は歓迎されます。選考では、これまでの経験でどのような成果を出してきたかを具体的に説明する能力が求められます。
世界最大規模のグローバルコンサルティングファームや、日本発でグローバル展開をする総合ファーム等も、組織人事コンサルティングを専門に手掛ける部門が存在します。
HR領域のDX支援や、なかにはクライアント企業とのジョイントベンチャー設立・設立後の組織づくり・人事制度企画~運用までも支援するプロジェクトもあるのが大きな特徴のひとつです。
©組織人事コンサルタント転職のムービン
企業概要
日本初の民間シンクタンクと、システムインテグレーターの草分けが合併して誕生したユニークな企業。「未来創発」を企業理念に掲げています。
公式サイト: https://www.nri.com/jp/
代表者: 代表取締役 社長 柳澤 花芽
強み・特徴
最大の強みは、コンサルティング(問題発見・解決策の提示)とITソリューション(解決策の具現化)を融合させた「コンソリューション」モデルです。これにより、戦略立案からシステム開発・運用までを一気通貫で提供できます。特に金融業界における圧倒的な実績と、官公庁への政策提言で培った高いリサーチ能力は他社の追随を許しません。
働き方のリアル
日系企業の中でもトップクラスの年収水準を誇ります。伝統的にワークライフバランスを重視する文化があり、近年はさらなる働き方改革が進んでいます。研修制度も非常に充実しており、長期的な視点で人材を育成する風土があります。
キャリアパスと求める人物像
経営コンサルタント、アプリケーションエンジニア、テクニカルエンジニアなど、多様な職種でキャリアを形成できます。求めるのは、知的好奇心が旺盛で、社会課題の解決に情熱を持ち、論理的かつ粘り強く物事に取り組める人材です。
【ムービン独自情報】最新の採用動向と選考のポイント
新卒・キャリア採用ともに継続的に行っています。特にDX、AI、セキュリティといった先端IT領域の専門家や、特定のインダストリー(ヘルスケア、エネルギー等)に知見を持つコンサルタントの採用に積極的です。選考では、高い論理的思考能力が求められるのはもちろん、NRIのカルチャーへのフィット感や、社会貢献への意識も見られます。
企業概要
1970年に三菱グループの中核シンクタンクとして設立。五大シンクタンクの一つに数えられます。
公式サイト: https://www.mri.co.jp/
代表者: 代表取締役社長 籔田 健二
強み・特徴
「シンクタンク×コンサルティング×ITサービス」の融合が強みです。官公庁向けの調査研究で培った高い専門性と社会的な信頼性を基盤に、エネルギー、ヘルスケア、防災、地域創生といった社会課題解決型のコンサルティングを得意としています。三菱グループ各社との連携も強みの一つです。
働き方のリアル
研究機関としての側面も持つため、アカデミックで落ち着いた雰囲気があります。社員の長期的なキャリア形成を重視し、ワークライフバランスも比較的保ちやすい環境です。年収水準も日系トップクラスです。
キャリアパスと求める人物像
研究員・コンサルタントとして、専門性を深めていくキャリアが中心となります。社会課題への強い関心と、それをビジネスとして解決していく意欲、そして高い倫理観を持つ人材が求められます。
【ムービン独自情報】最新の採用動向と選考のポイント
キャリア採用、新卒採用ともに実施しています。特に、エネルギー・サステナビリティ、DX、ヘルスケアといった領域での専門性を持つ人材を求めています。選考では、専門知識や論理的思考力はもちろんのこと、三菱総研の理念や社会貢献への姿勢に共感できるかが重要なポイントになります。
シンクタンク(Think Tank)は、独立した立場から社会の様々な課題を調査・分析する専門家集団です。彼らが発表するレポートや提言は、各国の政策ブレインとして、また、世論を動かす重要な羅針盤として、世界中で注目されています。
そして、その活動はレポートの発表に留まりません。多くのシンクタンクは、蓄積した知見と分析力を武器に、政府や企業の戦略パートナーとして課題解決を支援するコンサルティング・サービスも提供しており、まさに「実践的な知性」として社会を動かしています。
©組織人事コンサルタント転職のムービン
企業概要
1981年設立の日本発、アジア発のグローバルコンサルティングファーム。アジアを中心とした海外ネットワークに強みを持ちます。従業員数は連結で8,816名 (2025年4月1日現在)。
公式サイト: https://www.abeam.com/jp/ja
代表者: 代表取締役社長 山田 貴博
強み・特徴
「Real Partner」を経営理念に掲げ、クライアントに寄り添い、変革を実現するまで伴走するスタイルが特徴です。特にSAP導入コンサルティングでは国内トップクラスの実績を誇ります。インダストリー(業界)とサービスライン(機能)の専門家がチームを組むマトリクス運営で、最適なサービスを提供します。近年はスポーツビジネスや地方創生(GX)といったユニークな領域にも力を入れています。
働き方のリアル
日系企業らしい穏やかでチームワークを重視する社風があります。カウンセラー制度が充実しており、上司やカウンセラーが中長期的な視点でキャリア形成をサポートしてくれます。働き方改革にも積極的で、ワークライフバランスは比較的取りやすいと評価されています。
キャリアパスと求める人物像
新卒からシニアまで、各階層で充実したトレーニングプログラムが用意されています。求めるのは、クライアントの成功にコミットできる誠実さと、チームで成果を出す協調性、そしてグローバルな舞台で活躍したいという意欲を持つ人材です。
【ムービン独自情報】最新の採用動向と選考のポイント
第二新卒からシニア層まで、幅広いポジションで採用活動を行っています。特に、SCM、CRM、公共セクター、SAP関連の経験者は常にニーズがあります。未経験者でも、特定の業界知識やポテンシャルが高く評価されれば採用のチャンスは十分にあります。面接では、なぜアビームなのか、なぜコンサルタントなのかを自身の経験と結びつけて具体的に語ることが重要です。
企業概要
1998年創業の独立系コンサルティングファーム。当初はSIerとしてスタートしましたが、コンサルティング領域へ進出し急成長。2018年には東証一部(現プライム市場)に上場しました。
公式サイト: https://www.baycurrent.co.jp/
代表者: 代表取締役社長 北風 大輔
強み・特徴
「ストラテジー」「デジタル」「オペレーション」「テクノロジー」など、あらゆる領域をカバーする総合力が強みです。特定のコンサルタントに依存しない「ワンプール制」を採用しており、案件ごとに最適な人材をアサインできる柔軟性も特徴です。近年は戦略ファームや大手ファーム出身の優秀な人材が経営陣に加わり、戦略領域を大幅に強化しています。
働き方のリアル
実力主義のカルチャーが強く、成果を出せば若手でも早くから昇進・昇給が可能です。そのため、年収水準は日系ファームの中でもトップクラスです。急成長しているファームならではの活気とスピード感があります。
キャリアパスと求める人物像
コンサルタント、システムコンサルタント、プロデューサー、コーポレート企画職など、多様なキャリアパスが用意されています。求めるのは、高い成長意欲と当事者意識を持ち、クライアントの課題解決に主体的に取り組める人材です。
【ムービン独自情報】最新の採用動向と選考のポイント
事業拡大に伴い、コンサル経験者から未経験のポテンシャル層まで、全方位で採用を強化しています。特にSE出身者向けのポジションも豊富です。選考はスピーディーに進むことが多く、面接では論理的思考力に加えて、成長意欲やストレス耐性といったマインド面も重視されます。「なぜベイカレントなのか」を明確に説明できることが合格の鍵です。
世界最大規模のグローバルコンサルティングファームや、日本発でグローバル展開をする総合ファーム等も、組織人事コンサルティングを専門に手掛ける部門が存在します。
HR領域のDX支援や、なかにはクライアント企業とのジョイントベンチャー設立・設立後の組織づくり・人事制度企画~運用までも支援するプロジェクトもあるのが大きな特徴のひとつです。
©組織人事コンサルタント転職のムービン
外資系ファームの華やかなイメージが先行しがちなコンサルティング業界ですが、日系ファームには、日本のビジネス環境でキャリアを築く上で非常に魅力的な特徴が数多く存在します。ここでは、外資系との比較を通じて、日系コンサルティングファームならではの強みとキャリアの可能性を掘り下げます。
日系ファームの多くは、外資系に比べてワークライフバランスを重視する傾向が強いです。働き方改革に積極的に取り組み、長時間労働の抑制やフレックスタイム制度の導入が進んでいます。また、外資系の「Up or Out」に代表される個人主義・成果主義のカルチャーに対し、日系ファームはチームワークを重んじ、長期的な視点で人材を育成しようという意識が強いと言われています。充実した研修制度や、先輩・上司が丁寧に指導する文化は、未経験からコンサルタントを目指す人にとって大きな安心材料となるでしょう。
日系ファームの平均年収は、国内の他業種と比較すれば非常に高い水準にあります。しかし、トップティアの外資系戦略ファームと比較すると、見劣りするのも事実です。これは、外資系がグローバル基準の極めて高い報酬体系であるためであり、日系が低いというよりは「外資系が高すぎる」と捉えるのが妥当です。日系ファームは、外資系ほどの超高年収ではないものの、比較的安定した雇用と良好なワークライフバランスという、異なる価値を提供していると考えることができます。
外資系ファームが大規模なグローバル案件を多く手掛ける一方、日系ファームは日本企業特有の文化や意思決定プロセスを深く理解しているという強みがあります。これにより、クライアントに対して、よりきめ細やかで、現実に即した支援を提供することが可能です。もちろん、アビームコンサルティングのようにアジアを中心にグローバル展開を加速しているファームや、野村総合研究所のように海外でも高いプレゼンスを誇るファームも存在し、日系ファームでもグローバルな経験を積む機会は十分にあります。
「日本発、アジア発」という独自の立ち位置を強みとし、日本のものづくりや商社といった基幹産業のグローバル展開を支援しています。日本企業の価値観を理解しつつ、グローバルスタンダードのコンサルティングを提供できる稀有な存在です。
SIerからコンサルティングファームへと華麗な転身を遂げ、戦略から実行までを担う総合力で急成長を続けています。高い報酬で優秀な人材を惹きつけ、業界内での存在感を急速に高めており、ダイナミックな環境で自身を成長させたい候補者にとって魅力的です。
官公庁向けの調査研究で培った高度なリサーチ能力と、社会課題に対する深い洞察力が最大の武器です。これらの知見を活かし、エネルギー問題や社会インフラ、ヘルスケアといった、長期的かつ大きな視点が求められる領域で独自の価値を発揮しています。
日系ファームは、単に「外資系の二番手」ではありません。日本のビジネス環境に根差し、独自の強みと文化を育んできた、魅力的なキャリアの選択肢なのです。
ここまで、大手コンサルティングファームの業界地図から、各種ランキング、主要ファームの詳細、そして専門領域に至るまで、包括的な情報をお届けしてきました。コンサルティング業界が、いかに多様で、奥深い世界であるかをご理解いただけたのではないでしょうか。
戦略コンサル、総合コンサル、組織人事コンサル、日系、外資系──。それぞれのファームには、異なる強み、カルチャー、そしてキャリアパスがあります。ある人にとっては最高の環境が、別の人にとってはそうでないかもしれません。重要なのは、これらの情報を基に、「自分自身のキャリアにおける理想の姿(To be)は何か?」を真剣に考えることです。
コンサルティングファーム選びは、まさに求職者様のキャリアにおける壮大な「プロジェクト」です。現状(As is)のスキルや経験、価値観を分析し、理想の姿(To be)を描く。そして、そのギャップを埋めるための最適な戦略と実行プランを立てる必要があります。
しかし、一人で膨大な情報を整理し、無数の選択肢の中から最適な一つを見つけ出すことは、決して容易ではありません。どの情報が本当に信頼できるのか、自分の経歴がどのファームで最も評価されるのか、そして難関の選考をどうすれば突破できるのか──。多くの疑問や不安がつきまとうはずです。
私たち株式会社ムービン・ストラテジック・キャリアは、コンサル業界への転職支援に特化した、日本でNo.1の実績を持つプロフェッショナル集団です。私たちは、求職者様のキャリアの「To be」を共に描き、その実現に向けた最短ルートをご提案します。Webサイトには掲載されていない最新の非公開求人情報から、各ファームのリアルなカルチャー、そして選考を突破するための徹底した個別対策まで、求職者様の挑戦を成功に導くためのあらゆるリソースをご用意しています。
求職者様の可能性を最大限に引き出すための第一歩は、専門家である私たちに相談することです。転職サービスはすべて無料となっております。まずは、ムービンの無料キャリア相談にお申し込みください。求職者様の挑戦を、私たちが全力でサポートします。
弊社ムービンでは、ご志向等に合わせたアドバイスや最新の業界動向・採用情報提供・選考対策等を通じて転職活動をご支援。
「組織人事コンサルタントへの転職」をお考えの方は、まずはぜひ一度ご相談くださいませ。
【「組織人事コンサルタントへの転職」において、圧倒的な支援実績を誇るムービン】
そのポイントは・・・
①アクセンチュア x 人事出身者など、業界経験者がサポート (だから話がわかる&早い!)
②コンサル特化の転職エージェントの中でも2倍以上の支援実績数 (だからノウハウ等も豊富!)
③中途採用中コンサルファームのほぼ全てがクライアント(約350社。 だから良縁成就の確率もアップ!)
大手コンサルティングファームとは、企業が直面する経営戦略の立案、業務プロセスの改善、ITシステムの導入、組織改革、人材育成、マーケティング戦略、財務アドバイスなど、多岐にわたる課題に対して、包括的な支援を提供するファームです。戦略策定から実行までを一貫してサポートし、クライアント企業の価値向上に貢献することを主な目的としています。組織・人事コンサルティングも、この幅広いサービス領域の一つとして提供されています。
「大手コンサル」という言葉は、単純な従業員数だけでなく、「出自(成り立ち)」「専門領域」「ブランド(格式)」といった複数の軸で定義されます。転職活動においては、まず自分がどの「大手」の軸に魅力を感じるのかを自己分析することが、最適なファーム選びの第一歩となります。
規模の「大手」
従業員数が数千人から数万人に達するファームを指します。アクセンチュア、BIG4と呼ばれるデロイト トーマツ コンサルティング、PwCコンサルティング、EYストラテジー・アンド・コンサルティング、KPMGコンサルティング、そして日系のアビームコンサルティングなどがこれに該当します。これらのファームは、大規模な組織力と幅広いリソースを活かし、戦略立案からシステム導入、アウトソーシングまで一気通貫で支援できる総合力が特徴です。
格式の「大手」
従業員数は比較的少数精鋭ながら、経営トップが抱える最重要課題を解決することで圧倒的なブランド力と影響力を持つファームです。特にマッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニーは「MBB」と総称され、戦略コンサルティングファームの最高峰とされています。
専門性の「大手」
特定の領域で市場をリードし、高い専門性で「大手」と認識されるファームも存在します。例えば、組織人事領域におけるマーサーやコーン・フェリー、M&Aアドバイザリー(FAS)におけるBIG4系アドバイザリーファームなどが挙げられます。
日系の「大手」
日本に深く根差し、独自の強みを持つ大手プレイヤーもいます。野村総合研究所(NRI)や三菱総合研究所(MRI)に代表されるシンクタンク系ファームや、経営共創基盤(IGPI)のような国内独立系ファームがこれにあたります。
近年、この「大手」の定義はさらに変化し、複雑化しています。広告代理店や総合商社、大手SIerといった異業種の大資本がコンサルティングファームへ出資・買収する動きが加速しているのです。これは単なる金融投資ではなく、クライアント企業の課題に対して「川上から川下まで」(戦略から実行まで)を一気通貫で提供できる体制を構築するための戦略的な動きです。この結果、伝統的なコンサルティングファームの枠組みが広がり、転職希望者にとってのキャリアの選択肢もかつてないほど多様化しています。ファーム選びの際は、こうした業界構造の変化も念頭に置くことが重要です。
コンサルティングファームは、その成り立ちや提供するサービスの専門性によって、主に以下のカテゴリーに分類されます。それぞれの特徴を理解することで、業界の全体像を体系的に把握できます。
組織人事・専門特化系コンサルティングファーム
「人・組織」に関わる課題(人事戦略、リーダー育成、M&A時の人事統合など)や、M&Aにおける財務アドバイザリー(FAS)、事業再生など、特定の専門領域に特化して高い価値を提供します。
戦略コンサルティングファーム
企業のCEOや役員クラスが抱える全社戦略、事業戦略、M&A戦略といった最重要課題の解決を支援します。少数精鋭で、極めて高い論理的思考力と問題解決能力が求められます。
総合コンサルティングファーム
戦略立案から業務プロセスの改善、ITシステムの導入・定着、さらにはアウトソーシングまで、企業の経営課題を幅広く、かつ深く支援します。BIG4(デロイト、PwC、EY、KPMG)のメンバーファームやアクセンチュアが代表格です。
シンクタンク
政府・官公庁向けのリサーチや政策提言からキャリアをスタートさせたファームが多く、社会・産業レベルの知見が豊富です。金融機関やメーカーを母体とすることから、特定業界への深いインサイトやITソリューション力に強みを持つファームもあります。
ITコンサルティングファーム
IT戦略の立案や、それを実現するためのシステム導入・開発を主軸とします。近年はDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の中核を担う存在として、その重要性が増しています。
資本構成の違いだけでなく、企業文化、評価制度、働き方、そして強みとする領域に至るまで、外資系と日系のコンサルティングファームにはそれぞれの特徴があります。ただし、近年は人材獲得競争の激化などを背景に、互いの長所を取り入れる動きが活発化しており、典型的なイメージだけで判断するのは早計です。
評価・カルチャー
個人の成果を重視する徹底した成果主義が特徴です。年齢や在籍年数に関わらず、実力次第でスピーディーな昇進と高い報酬が期待できます。プロジェクト単位でチームが組成され、プロフェッショナルとして個々が自律的に動く文化が根付いています。
働き方
プロジェクトが終了したタイミングで2~3週間の長期休暇を取得しやすいなど、メリハリのある働き方が可能です。一方で、個人に与えられる裁量が大きい分、成果に対する責任も重くなります。
強み
グローバルネットワークを活かした最新の知見や、クロスボーダー案件の豊富さが強みです。
評価・カルチャー
チームワークを重んじ、組織全体で成果を出すことを目指す文化があります。OJTや研修制度が充実しており、時間をかけて人材を育成する傾向が見られます。
働き方
クライアントと長期的な関係を築く「顧問型」の支援も多く、組織としてのフォローが手厚いのが特徴です。福利厚生が充実しているファームも多く、安定した環境で長く働きやすいとされています。
強み
日本企業の文化や意思決定プロセスを深く理解しており、国内市場に根差した現実的なコンサルティングを提供できる点が強みです。
しかし、この「外資系=成果主義でドライ」「日系=チームワーク重視でウェット」という二元論は、もはや過去のものとなりつつあります。例えば、外資系のPwCコンサルティングでは働き方改革「Project PRIDE」を推進し、ワークライフバランスの向上に努めています。また、BCGでもチームワークやメンター制度が重視されているとの声が多く聞かれます。一方で、日系のベイカレント・コンサルティングや経営共創基盤は、実力主義・成果主義のカルチャーで知られています。
優秀な人材を惹きつけるために、外資系はよりサステナブルな労働環境を、日系はより競争力のある報酬体系や成長機会を提供する必要に迫られています。そのため、転職希望者は「外資か、日系か」という大枠だけでなく、個々のファームが持つ独自の文化や制度を深く見極める必要があります。
比較項目 | 外資系(一般的傾向) | 日系(一般的傾向) | 復職支援/近年の動向(ハイブリッド化) |
---|---|---|---|
評価制度 | 成果主義(Up or Out) | 年功序列の要素も残る | 日系でも成果主義導入が進み、外資系でも育成や定着を重視する傾向 |
給与体系 | 高い基本給+パフォーマンス連動の賞与 | 安定した給与+手厚い福利厚生 | 外資系も福利厚生を充実させ、日系も成果に応じた報酬制度を強化 |
カルチャー | 個人主義、プロフェッショナリズム、ダイバーシティ | チームワーク、協調性、組織への帰属意識 | 外資系でもチームでの協業を重視。日系でも多様なバックグラウンドを持つ人材が増加 |
働き方 | プロジェクトベースでメリハリがある。個人の裁量が大きい | 長期的な関係構築。組織的なサポートが手厚い | 外資系で働き方改革が進展。日系でも柔軟な働き方(リモート等)が浸透 |
キャリアパス | 転職や起業など外部へのキャリアも活発 | ファーム内での長期的なキャリア形成を支援 | どちらのタイプでもポストコンサルのキャリアパスは多様化 |
強み | グローバルな知見、最新メソドロジー | 日本市場・企業文化への深い理解、官公庁との連携 | グローバルとローカルの知見を融合させる動きが加速 |
出典: 各種公開情報 に基づき作成。制度は変更される可能性があるため、最新情報は各社にご確認ください。
伝統的に、戦略コンサルは「何をすべきか(What)」という経営アジェンダの策定を、総合コンサルは「どう実行するか(How)」という具体的な実行支援を担ってきました。しかし、現在はこの垣根が非常に低くなっています。
戦略コンサル
主に経営トップをクライアントとし、全社戦略や事業ポートフォリオの見直しといった企業の根幹に関わる課題を扱います。少数精鋭のチームで、短期間に高い付加価値を出すことが求められます。近年は、策定した戦略の実行までを支援するケースも増えており、例えばBCGはファーム内にITやデジタルの専門組織を擁するなど、サービス領域を拡大しています。
総合コンサル
戦略立案から業務改革、IT導入、アウトソーシングまで、幅広いサービスを一気通貫で提供できるのが最大の強みです。数千人規模のコンサルタントを抱え、インダストリー(業界)とソリューション(機能)のマトリクス型組織を形成しているのが一般的です。特にBIG4は、監査法人を母体としているため、会計・財務・リスク管理といった領域に歴史的な強みを持っています。
近年の動向
この両者の境界線は曖昧になっています。戦略コンサルファームが実行支援領域に進出する一方、総合コンサルファームもPwCの「Strategy&」、デロイトの「モニター デロイト」、EYの「EY-Parthenon」といった戦略部隊を強化し、経営トップレベルの戦略案件の獲得に力を入れています。転職者にとっては、ファームの「看板」だけでなく、自分が所属するチームやユニットがどのような案件を扱っているかを具体的に確認することが、入社後のミスマッチを防ぐ上で不可欠です。
組織人事コンサルティング領域は、この分野を専門とする「ブティックファーム」と、総合ファーム内に設置された「専門チーム」が二大勢力となっています。それぞれに異なる強みや特徴があり、ご自身の志向性やキャリアプランに合ったファームを選ぶことが重要です。
特定の領域で長年培ってきた深い知見と独自の方法論、グローバルなデータなどが強みです。
マーサー ジャパン (Mercer)
「人・組織」に関するあらゆる課題を網羅する、世界最大級の組織人事コンサルティングファーム。グローバルで収集した豊富な報酬データや、年金・資産運用に関する知見も活用し、人事制度設計からM&A、福利厚生まで幅広いサービスを提供します。
コーン・フェリー・ジャパン
心理学や行動科学に基づいたアプローチが特徴。EQ(心の知能指数)の概念を提唱したことでも知られ、リーダーシップ開発や人材アセスメント、エグゼクティブサーチに定評があります。
ウィリス・タワーズワトソン (WTW)
リスクマネジメントと人事コンサルティングが融合したユニークなファーム。データドリブンなアプローチで、従業員エンゲージメントサーベイや報酬設計、退職給付制度の最適化などを支援します。
リンクアンドモチベーション
「モチベーション」をすべての事業の基軸に置く、日本発のユニークなファーム。独自の診断技術「モチベーションクラウド」を用いて組織状態を可視化し、エンゲージメント向上や理念浸透、インナーブランディングなどを支援します。
ファームが持つ多様なリソースや他部門との連携力を活かし、大規模で複雑な変革プロジェクトを手掛けるのが特徴です。
BIG4(デロイト, PwC, EY, KPMG)
M&Aや事業再編に伴う人事統合(PMI)、グローバル人事制度の構築、人事領域のDX(HRトランスフォーメーション)など、会計・税務・法務といった他部門と連携した大規模案件が豊富です。企業の根幹を揺るがすような変革を「人・組織」の側面から支えるダイナミックな経験が積めます。
アクセンチュア
テクノロジーを駆使した変革に圧倒的な強みを持ちます。HR-Techの導入やデータ分析を通じた人材マネジメントの高度化、大規模な組織変革を成功に導くチェンジマネジメントなど、最先端のソリューションに触れる機会が豊富です。
アビームコンサルティング
日系企業の文化や価値観を深く理解した上での、地に足の着いたコンサルティングが強み。「Real Partner」という理念の下、クライアントに寄り添い、SAP SuccessFactorsなどのITソリューション導入も含めた実行可能な人事改革を支援します。
野村総合研究所(NRI)
シンクタンクとしての高いリサーチ能力と、SIerとしてのシステム開発力を併せ持つ点が最大の強み。社会や産業の未来予測に基づいた人事戦略の立案から、それを支えるITシステムの構築まで、一貫した価値提供が可能です。
ファーム名 | 特徴・強み | プロジェクト事例・領域 | 働き方・カルチャーの傾向 |
---|---|---|---|
マーサー ジャパン (Mercer) | グローバルな報酬データ、幅広いサービスライン、年金・資産運用の知見 | 人事制度設計、M&Aアドバイザリー、グローバル人材マネジメント、福利厚生制度構築 | 外資系らしいドライな雰囲気とプロフェッショナリズム。若手から裁量権が大きい |
コーン・フェリー・ジャパン | 心理学・行動科学に基づくアプローチ、EQ、リーダーシップ開発、エグゼクティブサーチに定評 | 組織戦略、人事改革、PMI、タレントマネジメント、ジョブ型雇用移行支援 | 実力主義と日本的な調和のバランス。自律性が求められるが、チームでの協業も重視 |
ウィリス・タワーズワトソン (WTW) | リスクマネジメントと人事の融合、データドリブンなアプローチ、グローバルな知見 | 従業員エンゲージメントサーベイ、チェンジマネジメント、報酬・福利厚生制度設計、M&A人事 | 外資特有の成果主義。プロジェクトによるが、業界内では比較的WLBは調整しにくいとの声も |
リンクアンドモチベーション | 「モチベーション」を軸にした独自技術、エンゲージメント向上、インナーブランディング | 経営理念浸透、育成体系構築、人事制度設計、ダイバーシティ推進 | 独自のカルチャーが強く、共感できるかが重要。WLBは改善傾向で残業は管理されている |
デロイトトーマツコンサルティング(DTC) | 案件のバリエーションと数が豊富。他部門との連携力、グローバルプロジェクト多数 | M&A人事、グローバルHR、HRトランスフォーメーション、HRBP体制構築 | 互いに助け合う"Take care of each other"の文化。多様な働き方に寛容で制度も充実 |
PwCコンサルテイング | 経営戦略と表裏一体の人事戦略。組織文化の深層からの変革。グローバルネットワーク | 人事戦略、組織設計、チェンジマネジメント、HR M&A(DD、PMI)、シェアードサービス化支援 | 温和でアットホームな雰囲気。カルチャー醸成に注力しており、未経験者も立ち上がりやすい |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC) | 多様な人材を尊重するカルチャー。グローバルネットワークと他サービスとの連携 | HRトランスフォーメーション、チェンジマネジメント、タレントマネジメント | BIG4の中でも穏やかな人が多く、チームワークや手厚い指導を重視する社風 |
KPMGコンサルティング | 組織・人材の潜在能力を最大限に引き出す支援。最新テクノロジーの活用 | 人事制度改革、組織構造改革、チェンジマネジメント、金融機関向けコンサルティング | 日本企業的で温和なカルチャー。手を挙げれば挑戦できる環境。WLBは比較的良好 |
アクセンチュア | テクノロジーを駆使したHR変革、大規模チェンジマネジメント、グローバルな知見 | HRトランスフォーメーション、人事サービス・デリバリーモデル構築、DX人材育成、組織健全性診断 | 変化を恐れないダイナミックな組織。自ら変革を体現し、クライアントに価値提供する文化 |
アビームコンサルティング | 日系企業への深い理解、戦略から実行までの一貫支援、SAP等のITソリューション力 | 人事モデル構築、タレントマネジメントシステム導入、人事業務改革(BPR)、パブリックセクター支援 | 「Real Partner」として顧客に寄り添う。人を大切にし、長く働く前提での採用・育成文化 |
野村総合研究所(NRI) | シンクタンクのリサーチ力とSIerのITソリューション力の融合。社会・産業レベルの知見 | 人事制度改革、組織再設計、タレントマネジメント、パーパス浸透、サステナビリティ経営支援 | 相互尊重と「異才融合」の文化。自発的な勉強会が活発で、充実した研修制度を持つ |
出典: 各種公開情報 に基づき作成。制度は変更される可能性があるため、最新情報は各社にご確認ください。
コンサルティングファームのランキングは複数存在し、それぞれ評価軸が異なるため、順位だけを鵜呑みにせず「何を測っているランキングなのか」を理解した上で参考にすることが重要です。ここでは、転職希望者が特に注目すべき2つのランキングを紹介します。
米国のキャリア情報会社Vault社が発表する、世界的に権威のあるランキングです。評価は、同業他社のコンサルタントからの評価(Prestige=格式・評判)と、自社の従業員による評価(働きがい、給与、ワークライフバランスなど)を組み合わせて算出されます。グローバルなブランド力や業界内での評価を測る上で非常に有用な指標です。
・2025年版 アジア太平洋(APAC)地域ランキングでは、総合1位がベイン・アンド・カンパニー、2位がA.T. カーニーでした。
・一方、Prestige(格式)ランキングでは、1位がマッキンゼー・アンド・カンパニー、2位がボストン コンサルティング グループ、3位がベイン・アンド・カンパニーと、MBBがトップ3を独占しています。
日本最大級の社員クチコミサイト「OpenWork」に投稿された評価レポートを元にした、日本国内のランキングです。現役社員や元社員の「生の声」が反映されるため、日本オフィスにおける日々の労働環境や企業文化の実態を把握するのに適しています。
・このランキングでは、日系のアビームコンサルティングが毎年上位にランクインしており、2024年には総合4位に選ばれています。これは、同社が日本国内で高い従業員満足度を維持していることの証左と言えるでしょう。
これらのランキングを戦略的に活用することが、賢いファーム選びにつながります。例えば、将来的なキャリアの選択肢(ポストコンサル)や案件のレベルを重視するなら、ブランド力を示すVaultのPrestigeランキングが参考になります。一方で、日々の働きやすさや日本オフィス独自のカルチャーを重視するなら、OpenWorkの評価を深く読み解くべきです。アビームコンサルティングのように、グローバルなPrestigeではMBBに及ばなくとも、国内の働きがいランキングでトップクラスという事実は、「その人にとっての最適なファーム」は一つではないことを示唆しています。ランキングは、自身の価値観を測るための「ものさし」として活用しましょう。
コンサルティング業界には「激務」のイメージが根強くありますが、近年は人材の獲得・定着のために各社が働き方改革に真剣に取り組んでいます。ただし、その実態はアサインされるプロジェクトやチーム、個人の裁量に大きく依存するのが現実です。社員の口コミ(評判)から、各社のカルチャーの傾向を掴むことが重要です。
働き方改革の動向
PwCコンサルティングの「Project PRIDE」では、平日の深夜(22時~5時)と休日の上司から部下への連絡を原則禁止しています。アクセンチュアも残業時間削減に成功し、離職率を半減させたと報告しています。アビームコンサルティングも継続的な働き方改革が評価され、OpenWorkのランキングで常に上位に位置しています。
実態は「プロジェクトによる」
口コミで最も多く見られるのは「働きやすさはプロジェクトや上司による」という声です。特に、プロジェクトが炎上した場合や納期直前は、長時間労働が避けられない傾向にあります。
ファーム名 | 働きがい(ポジティブな口コミ要約 | ワークライフバランス(口コミ要約) | 組織・カルチャーの特徴 |
---|---|---|---|
ボストン コンサルティング グループ(BCG) | 社会的インパクトの大きい仕事に若手から関われ、成長スピードが圧倒的。経営者と対等に議論できる。 | プロジェクトによるが、残業管理の意識は高い。休暇も調整しやすい。チームで乗り越える文化。 | 上下関係が厳しすぎず、風通しが良い。チームワークや助け合いを重視する文化が強い。 |
ベイン・アンド・カンパニー | 自分の仕事の成果がダイレクトに見える。若手の意見も尊重され、試行錯誤しながら進められる。 | WLBを維持・改善しようという意識が会社として高い。理不尽な長時間労働は少ない。プロジェクト後の休暇も取りやすい。 | 非常にフラットで社員同士の距離が近い。クライアントへの結果にコミットする文化が根底にある。 |
マッキンゼー・アンド・カンパニー | 業界最高峰の仕事という自負。優秀な同僚と協働し、クライアントの最重要課題に取り組める。 | 激務になりやすいが、近年は在宅勤務やフレックスも導入され改善傾向。ただし常に高い成果が求められる。 | プライドの高いプロフェッショナルの集団。個人への要求レベルは非常に高いが、風通しは良く、若手でも意見が言える。 |
デロイトトーマツコンサルティング(DTC) | 新卒でも高水準の給与。パフォーマンスが良ければ年功序列なく昇進でき、モチベーションになる。 | 制度は充実。フレックスや在宅勤務も活用しやすい。育児中の社員からも働きやすいとの声。ただし案件によっては激務。 | 互いに助け合う文化。多様な働き方への理解がある。一方でユニットによるカルチャー差も大きい。 |
PwCコンサルテイング | 若手の成長環境が整っている。多様な個性を尊重し、メンバーの良さを活かす文化。 | WLBを重視する制度(深夜・休日連絡禁止等)が強力に推進されている。休暇も取りやすいとの声が多い。 | 温和でアットホームな雰囲気。中途・新卒の壁がなく、フラット。カルチャー醸成に本気で取り組んでいる。 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC) | 多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍。手厚い指導があり、育成に注力している。 | WLBではなく「ワークライフマネジメント」を推進。時間単位有給や在宅勤務など柔軟な制度が充実。 | BIG4の中でも穏やかな人が多く、チームワークや助け合いを重視する社風。DE&Iを積極的に推進。 |
KPMGコンサルティング | 頑張りが正当に評価され、給与や役割に反映される。新しいことに挑戦できる風土。 | 全社平均残業時間はBIG4の中でも短い傾向。WLBは比較的良好。ただしプロジェクトやIT案件への偏りによる繁忙はある。 | 日本企業的で社員を大切にする温和なカルチャー。縦割りでなく、手を挙げれば挑戦できる環境。 |
アクセンチュア | スケールの大きなプロジェクトで社会にインパクトを与えている実感。変化を恐れず、挑戦する機会が豊富。 | 働き方改革で残業時間は大幅に減少。ただしプロジェクトや常駐先による差は大きい。マネージャー以上は依然として激務との声も。 | 「変革の伝道師」としての意識が高い。自らを変革し続け、その知見をクライアントに提供するダイナミックな文化。 |
アビームコンサルティング | OpenWork働きがいランキングで常に上位。顧客に寄り添う「Real Partner」としてのやりがい。 | 近年はホワイト化が進んでいる。炎上案件後は長期休暇も取りやすい。WLBを重視する人には魅力。 | 日系ならではのチームワークと人を育てる文化。中長期的な視点でキャリアをサポートする体制。 |
野村総合研究所(NRI) | 社会インフラ的な大規模システムに関わるやりがい。若手から大手企業の経営層と対話できる機会。 | プロジェクトによる繁閑の差は大きいが、WLBは保ちやすい。有給消化も計画的に可能との声。 | 「異才融合」を掲げ、多様な専門性を持つ人材が協働。自発的な勉強会など、学び合う風土が根付いている。 |
出典: 各種公開情報 に基づき作成。制度は変更される可能性があるため、最新情報は各社にご確認ください。
はい、多くの大手コンサルティングファームが、コンサルタント未経験者のポテンシャル採用を積極的に行っています。特に、20代後半から30代前半で、コンサルティング業務と親和性の高い職務経験をお持ちの方は、有利に選考を進められる可能性があります。
・年齢層は第二新卒から30代が中心です。30歳までを目安に活動を開始すると、ポテンシャルを評価されやすい傾向にあります。40代以上になると、即戦力として高い専門性やマネジメント経験が求められるため、未経験からの転職難易度は上がります。
親和性の高い職務経験
事業会社での経営企画、事業企画、マーケティング、財務、人事といった企画系の経験や、SIerやITベンダーでの経験は高く評価されます。
基礎能力
論理的思考力、問題解決能力、コミュニケーション能力、仮説構築力といったコンサルタントとしての基礎能力は必須です。これらはケース面接で厳しく評価されます。
スタンス
高い学習意欲、知的好奇心、精神的・肉体的なタフさも同様に重要です。
プラスアルファ
特定業界に関する深い知見や、ビジネスレベルの英語力は、大きなアドバンテージとなります。
・この領域では、事業会社の人事部(特に人事企画、制度設計、労務などの経験者)や、人材紹介・人材開発といった人材業界での経験者は、即戦力候補として特に歓迎されます。実際に多くの求人情報で「業種未経験OK」とされており、門戸は広く開かれています。
未経験からの転職は、情報収集と選考対策が成功の鍵を握ります。どのファームが自分の経験を評価してくれるのか、どのようなスキルをアピールすれば良いのかを見極めるのは簡単ではありません。ムービンのようなコンサル業界に特化した転職エージェントは、各ファームの採用動向や求める人物像を熟知しています。専門エージェントを活用し、的確なファーム選びと徹底した選考対策を行うことが、成功への最短ルートと言えるでしょう。
大手コンサルティングファームの採用時期は、新卒採用と中途採用で異なります。
新卒採用
一般的に、大学3年生の夏(7月~8月頃)からインターンシップ選考が始まり、秋から冬(9月~12月頃)にかけて本選考が行われるケースが多いです。近年は、大学4年生の4月頃にも選考機会を設ける企業が増えています。エントリーシートの提出は大学3年生の4月頃から始まることもあるため、早期からの情報収集と準備が重要です。
中途採用
多くの大手コンサルティングファームでは、通年で経験者およびポテンシャル採用(未経験者含む)を行っています。特に外資系戦略ファームでは通年採用が一般的です。第二新卒者にとっても挑戦しやすい環境が整いつつあります。
転職希望者は、各ファームの採用ページや転職エージェントを通じて、最新の募集状況を確認することをおすすめします。
時間が限られている方にもおすすめ!
たった5分で、組織人事コンサルタントとしてのキャリア像を把握でき、自分に向いているかどうかを判断するための材料を得ることができます。
キャリアアップを目指す場合や、現職でのやりがいや報酬に不満がある場合など、転職を決意する背後にあるさまざまな要因をご紹介。
これらの要因を理解し、自分の転職活動にどう活かすかを考えることで、成功の確率を高めましょう。
どのファームがどのような業界に強みを持っているのか、またそのファームの企業文化や働き方の特徴を把握することで、自分のキャリアに最適な転職先を選ぶ際の参考にすることができます。
お一人お一人に合わせた転職支援、専任のコンサルタントがサポート
ムービンでは大手には出来ない、お一人お一人に合わせた転職支援をご提供しております。
組織人事コンサルタントへのご転職をお考えの方は、ご自身では気づかれない可能性を見つけるためにもぜひ一度ご相談ください。